平成23年度 園長評価の結果・改善策

平成23年度 園長自己評価 評価の結果及び改善策

1.「保育内容」について

  • 本園の教育理念と教育目標は明文化されており、教職員は新任を除き共通理解の基で保育に臨んでいると考えている。この前提がないと教育の営みが出来ないことから園内、園外研修を重視し常日頃から研修を重ね、研鑽に取り組ませている。また自主研修を尊重する立場から、教職員の資質向上のための上級免、特別支援免の取得を奨励し可能な環境をさらに整備することが今後の課題である。
  • 本園の建学精神、教育理念である全人格教育は日本人としての宗教心を根幹としてモンテッソーリとピアジェの子ども教育観、発達観、世界観に共鳴し、目指す子ども像はその教育目標であり、保育内容の一層の充実を課題としている。また、モンテの教具、ピアジェのめざましあそびの教材を活用し新たな保育実践することが課題である。
  • 本園の3大行事(運動会、生活発表会、音楽会)は3学期制のもとで日常保育の集大成された成果と位置づけて、各学期ごとに、幼児の実態、発達課題を踏まえ年度ごとに行事計画、保育指導、内容、教育課程の見直しを進め保育活動の進展を図っている 。
  • 園児数の増員に伴い発達に遅れをもつ子も入園しており教職員体制の充実が喫緊の課題である。特に3歳児の増員に伴い教育補助の加配を必要とする。また、特別支援体制を充実するためのパート職員配置も必要となっており解決して行きたい。

2.「地域の幼児教育センター」としての役割について

  • 地域に開かれ地域に根ざした園づくりとして園舎を開放し未就園児のための親子体験保育や就園前幼児教育(プレスクール)を実施し早期教育、親子育児相談などの子育て支援に取り組んでいる。近年希望者が多くなり園舎の広さ、職員数、保育の準備等全員の受け入れは困難になってきており定員枠を考えなければならないところにきている。無制限に受け入れることは園運営上支障を来たすことになり困難である。
  • 預かり保育の充実に努めるため、降園後の遊び場の提供、家庭支援、就労支援、課外活動などの多様な要望に応えているところから、利用児が多数になる場合があり、教職員総動員で対応しなければならない。特に場所の確保が難しい事に苦慮している。

3.「安全管理」について

  • 創立46年目を迎え旧園舎と改築した園舎が混在しており耐用年数により木造建築耐震構造診断を含め安全構造を計ることが今後の課題である。又園舎と同時に内部施設整備を進め安全管理、防火管理に一層努める事が課題である。

4.「人事管理」について

  • 幼稚園設置基準に基づき主幹、指導教諭を置き、本園独自の学年主任、役割主任制を導入して人事管理に努めている。組織は縦割り制から横割り制を重視しており、各々の自主性、主体性を尊重した職務体制として機能させている。一人ひとりが園の担い手として責務に全うできるよう職員間のコミュニケーションを重視させている。

5.「財務管理」について

 法人には理事長(園長兼務)事務長、総務事務3名体制で財務管理し予算執行は理事長(園長兼務)が決済している。寄付行為により学校法人会計基準に基づき年に1度の会計監査を受け評議員会、理事会の承認、議決を得ている。又年に1回、監査法人の監査により、適正に運営されていると認められている。

6.「評価と情報の公開」について

 今年度から園長、教職員の自己評価の他に学校関係者評価を公表することにする。

 保育に関しては、月1回学級担任発行の「クラス便り」を保護者に出し、保育の様子等を知らせている。また、学期ごとに園便りを作成して園の動向も知らせている。また、適宜必要に応じて様々な「お知らせ」等で周知して頂いている。

 園のHP上にブログとして幼稚園トピックスやWeb画面では保育の様子、文、写真を掲載し保護者、一般の方から好評を得ている。また個人情報については新琴似幼稚園インターネットHP運用の取扱い規程により運用している。HP情報の公開は一般向けと在園児向けに区別設定しており在園児用は登録制でパスワードを使用している。


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