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2025-11-14 †第5回ミニことり教室(未就園児親子教室)開かれる! †~1歳児未満~満2歳児~ ![]() 本園のにじいろ館〈こどもの家〉で開設されているミニことり教室も5回目を迎えています。第1回目は7月15日に始まり、手遊び、保護者の自己紹介など和やかな雰囲気の中で進められています。9組の入会者から出発して現在は16組に増えて、2グループに分かれて取り組が進められています。朝の会からはじまり帰りの会で終わります。朝の会では「律動」「手遊び」「朝の歌」「あいさつ」「こよみ」「親子で座る」などで進め、帰りの会では「手遊び」「絵本」「律動」「帰りの歌」「挨拶」などをして身支度後降園となります。 ![]() 自由遊びの時間ではコーナーを設けサーキットをはじめ、静かなものや季節に合わせてハロウィンバック、ステッキなどを添えています。テーマ遊びを用意して「風船遊び」や感覚遊びとして小麦粉粘土、寒天ボールなどを使用して子どものワクワク・どきどき感をつくりだしています。5回目の会は2グループ合同でいつもの朝の会後、はじめて園バスで親子で試乗して街の秋探しに出掛けました。途中、仲良し農園に立ち寄り、ここで園児たちが菜園づくりをしていたことが、話されています。最後は安春公園で下車し親子で落ち葉拾いをしたり、安春川に生息する「もがも」などを親子で眺めてきました。親子で園バスに乗る体験ができたことは貴重な学びとなりました。 ![]() 第6回ミニことり教室は11月27日(木)1部は9時より2部10時より予定しております。親子で楽しめる活動を準備しております。皆様の新加入をお待ちしております。 2025-11-06 †遊びが育つ幼稚園型認定こども園に! †~2歳児教育の取り組みと大きな成果~ ![]() 2歳児クラス(もも組)の面白いところは、1学期から2学期にかけて子どもたちの発達状況が大きく変容するところです。4月から入会してきた子、ミニことり教室から来た子、各保育園から途中転入してきた子など様々ですが、其々の子に合わせた園の環境づくり、遊びの工夫等が子どもたちの成長に良い影響をもたらせています。1学期の子どもたちは、他の子に関心を持ちながらも、自分の物と他人の物の区別がつかず、友だちと協力して遊ぶことが出来ません。この時期には、子どもが自由に一人遊びが出来る環境と空間が必要となります。その点で幼稚園型こども園では広いホールがあり、広い保育室には、おもちゃ、サーキット、パズルコーナー、ままごとなどが用意され、子ども同士がぶつかってケンカにならないように、スペースにも余裕を持たせられるよう配慮がなされています。 ![]() その際、子どもの発達状況に合わせ、保育教諭は子どもたちの関りとして、いくつかの保育手法を遊びの中で展開しています。2歳児保育の遊びの細やかな保育設定です。①一斉に集めて遊ぶ設定です。クラス全員で行う、課題を持った遊びです。みんなで絵本を読んだり、ピアノに合わせてリズムあそびや造形遊び、クッキングあそびなどです。②自由参加型の遊びでは、2歳児は月齢によってまだ大きな個人差があるため「この遊びをしたい子は集まりましょう」と自由参加を呼びかける時です。③任意に遊ぶ設定では遊び方がわからない子を任意に集め、先生といっしょに遊びながら遊び方を伝え、一人遊びができるように細やかにサポートしています。④子どものところに出向いて先生といっしょに遊び込むことで信頼関係や繋がりを深めます。 ![]() 以上のように、このような形態遊びの設定を繰り返す中で、子どもたちは見違える程に成長してきたと考えています。1・2学期を通して子ども達の遊びのねらいは「やりたい気持ちを暖かく受け入れ意欲を育てる保育」を大切にしてきたと言えましょう。やっと集団で課題を持った取り組が出来るようになってきました。 ![]() 11月下旬には初めての保育発表会があります。3学期は3歳から始まる幼児教育を意識した関りの中で保育が進められて行くでしょう。まだ、まだ個人差のある子ども達です。その子の課題を明らかにして、それをクリアするための丁寧な保育と自信を与えるような言葉かけを沢山してレベルアップを図りたいと考えています。 2025-10-27 †菜園づくりとクッキングの活動 †![]() 本園の農園での全園児が取り組んでいる栽培活動のよさは何かと聞かれれば、子ども達の気持ちの中に育てることの楽しさと、育つことへの期待感が生まれることだと言えます。今年度は最年少組・年少組は男爵、年中組はメークイン、さつまいも、年長は秋大根・男爵を植えました。職員が植えたのはミニトマト、枝豆で、収穫は全園児が関わりました。 ![]() 時々、作物の生育観察をして成長していく楽しみと収穫への期待が膨らんで行きます。栽培活動の最大の楽しみは、何んといっても収穫したものを食することが出来る点でしょう。大根は夏・秋とも持ち帰り家庭で食して頂くため、一人一人持ち帰り調理して頂いています。 ![]() 収穫した野菜は全園児に食べてもらいたいので、子ども達の好きなそうな料理、例えばいももちづくり、カレーづくりなどクッキングで食しています。菜園づくりの活動で何よりの効果を期待しているのは、好き嫌いを言う子がいなくなることです。「自分が関わった」という気持ちがあるせいで野菜を食べるようになったという家庭からの声があると嬉しくなります。 ![]() 現に今まで食べなかった野菜を、美味しそうに食べる姿を見てびっくりしたと保護者から聞くことがあります。そんな時は本当にうれしくなります。そのくらい菜園活動は、子ども達に良い影響を与えてくれるようです。一方収穫した野菜で「自分たちで料理した」と満足感を味わい、ウキウキした気持ちで食事をする楽しさは、好き嫌いをなくしまうほどの力を兼ね備えています。 ![]() ここに食育の大切さと料理活動の楽しさを学ぶことが出来ます。クッキングには、焼く、蒸す、煮る、炒めるの4種類の方法が多く用いられています。そしてどのクッキングの前でも必ず行うのが、包丁とまな板による下ごしらえです。クッキングの楽しさを知る幼児入門となります。子どもたちが先生の手を借りて、自分で切ったものを美味しく食べている姿を見るにつけ、この体験は健康と食生活を見直すきっかけになってくれればと思っております。 |