春が来て早速、今年の菜園づくり、ジャガイモの植え付けが始まりました。園バスで現地まで行き、年長は男爵、初めて体験する最年少(満3歳児)・年少はメークインを植え付けしてきました。年中組は後日、さつまいもと夏大根を植え付けして来ます。菜園づくりは食に対する興味関心を高めることをねらいとして例年、取り組んでいる園外活動の一つです。最年少・年少組にとっては初めての取り組みとなります。
本園は今日まで菜園づくり(栽培活動)を重視して指導に当たってきました。菜園づくりの良さは土に親しむと同時に、子どもたちの気持ちの中に育てることの楽しさと育つことへの期待感が生まれることです。そして生育の様子を観察し収穫へとさらに期待が膨らんでくることです。そして栽培活動の最大の楽しみは何といっても収穫したものを食べることが出来る点でしょう。
本園では栽培活動を通して「食育指導」には力を入れ取り組んでいます。菜園づくりを通して好き嫌いをなくすことに通じれば、子どもたちの食生活もより豊かになって行くでしょう。当園では食育の観点からいろいろな食物を用意してクッキングを楽しむ機会をもち教育活動の中で進めています。絶対に食べなかった野菜や食べ物をおいしそうに食べる姿を思い浮かべながら菜園づくり、食育指導にあたって行きたいと思っています。菜園づくり(栽培活動)は子どたちの食生活に何だかの良い影響を与えてくれることを信じています。
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園庭では青空に鯉のぼりが風になびき、遠方にはまだ残雪を残す手稲山が見えます。山頂の放送塔が白く光輝いて見えます。やっと園庭が全面開放され子どもたちは思い思いに砂場遊びが出来るようになりました。2歳児には発達に見合った専用の小さな砂場が中庭に設置されていて、ここで遊びます。長年子どもたちの砂場遊びを観察して思うことは年齢の低い子どもでも、長時間集中して遊ぶことが出来ることです。
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また、年長児になれば仲間とも協力し合って砂場いっぱいに大がかりな遊びを工夫して遊ぶことが出来るようになります。日頃つながりのない子どもが砂場での遊びをきっかけに仲間関係が良好になっていく話も聞きます。砂場遊びは子どもたちの心を引きつけるものがあります。園庭にはブランコ、滑り台、雲梯、クライミング、プレジム、棒滑り、鉄棒などたくさんの遊具が供えられていますが、砂場の園庭遊びの中で砂場は他の遊具より優れている面があるような気がしています。
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砂場で夢中になって遊んでいる園児を見るならば、砂場がいかに子どもの心をとらえ、子どもの遊びを発展させてくれる遊びの砂場と考えることが出来ます。砂場はこどもたちに創造性を培う場であり自主性を育てる場でもあるように感じています。これからも砂場あそびを重視して見たいと思っています。
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2025年5月2日(金)は本園の創立60周年記念日に休園日として位置づけしております。1965年12月27日に道認可を受け、ちょうど60回目の誕生日を迎えようとしております。創立者、初代、理事長白水梅枝(特定新琴似郵便局長),同チエ(旧私立尋常新琴似小学校教師)は厚い宗教心(信仰心)、幼児教育の振興と社会奉仕の一事業として私財を投じ、私立幼稚園を設立しております。
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法人設立には地域の名士・多様な有志賛同者に協力と尽力を賜りながら学校法人として設立することが出来ました。2025年度、法人設立60周年という節目の年にあたり、これまで幾多の困難な時期を乗り越え園運営に携わってきた関係者・教職員等の皆様に深く敬意と感謝を申し上げる次第です。これから厳しい時代を迎えてどう克服しどう永続的に運営して行けるかは法人に問われている喫緊の課題となります。
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日本は今デジタル化社会の中にあって、少子高齢化社会に遭遇しております。 地域の動向により園児数の急減、教育、保育教諭の担い手不足、子育て環境の変化など保育環境の厳しさが一段と増しているのが幼稚園・保育園・こども園の実情です。これまで歩んできた地域に開かれ、地域に根ざした魅力あるこども園づくり、質の高い幼児教育を今後も継続実践して行きたいと思います。これまでと同様に皆様のご支援、ご協力をいただけますよう、70年へ向けまた一歩前進して参りますのでよろしくお願いいたします。
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暖かい春の日差しを受け園庭の子どもたちは思い思いに遊具やボール遊びを楽しんでいる毎日です。新学期もあっとゆう間に過ぎて4月末を迎えています。園内の保育では4月、最初の年少組の教材「めざましあそび」の取り組みが始まりました。この取り組みは年間指導計画に基づいて行うものです。テーマは「こいのぼり」ねらいの一つは、ばらばらになった形をうまく組み合わせ、一つのまとまった絵を構成するあそびを通して課題解決活動の楽しさを味わうことにあります。
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二つ目のねらいはピアジェの発達心理学の応用面からです。 子どもの能力は、自然に成熟しながら発達していくのではなく、充分にはたらくようになるためには、これを使いこなす活動が必要となります。この活動は一般に遊びとして表れます。本園では教材{めざましあそび}が使用の根拠となります。この教材「めざましあそび」は創る喜びにめざめる教材であり、子どもが思わず活動したくなるようなあそびシートや教具が用意されています。これから計画されている「めざましあそび」には園児が思わず活動したくなるようなあそびシートや教具が用意されて行きます。
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本園の教育方針である「生きる力、考える力」を育成するために「めざましあそび」は創る喜びにめざめる教材であり園児が思わず活動したくなるような教材と考えております。HP拝読‣観の皆様(特に保護者の方)には幼稚園における教育内容についてお知らせしております。創造性豊かな子どもたちに成長することを願いながら・・・。
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テーマは次の通り:最年少(2歳児)・年少・年中~こいのぼり制作;年長~かぶと制作
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学年と年齢に合わせて、いろいろな素材(新聞紙など)でこいのぼり、かぶとを制作しました。学年・年齢に合わせて一匹のこいに各自が、自由に切った紙を貼り付けたり色を塗ったりして、無理のない製作に心がけています。年長では新聞紙でかぶとを折るには先生の指導が必要です。先生の話をよく聞いて製作に取り組んでいました。みんな完成して誇らしげに嬉しそうです、5月人形の前で記念写真をとって楽しそうに一日を過ごしていました。
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こいのぼりとかぶと制作についてクラス活動に注目すると同時に制作後の子どもたちの園でのあそび・暮らしぶりに注目しています。クラス活動を提案する主体者は教師でありその後の遊びの主体者は子どもたちです。このクラス活動と遊びの有機的な関係について理解を深める機会となりました。制作した後の幸せそうな子どもの姿、仲間と楽しそうに遊ぶ姿をみているとウエルビーイングを高める教師の役割が一層重要なことを感じています。クラス活動とあそび(暮らし)ウエルビーイングの相関関係があるのではないかと考えています。
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新学期、1次・2次慣らし保育期間が終了し、いよいよ明日から全学年平常(午後)保育となります。7日間という短い学級づくりの幕開けの取り組みでしたが、各学年毎日の子どもたちの生活と活動ぶりをそっと覗いて行くとこれから子どもたちは安心して過ごせるような環境、基盤ができてきたように感じます。
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これからの1年様々な挑戦に繋がっていくだろうと姿を思い巡らしているところです。今年度の保育体制、保育計画、保育方法など保育の質向上に取り組んで行きます。幼稚園型認定こども園になって10年、この教育・保育の現場を見てきましたが、ここにきて気づいたこと2つあります。一つは幼稚園型のこども園であることにより親子の就労に関係なく幼児教育に力点を置くことが出来ることです。
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もう一つは午後保育(預かり保育と言われるもの)の在り方です。これまでの預かり保育の見直しです。主体的で積極的な預かり保育に保育教諭は日々挑戦し実践して行きます。この1年保育の中で子どもたちのウエルビーイング(幸せ状態)を高めるために挑戦しその結果として子どもの成長に繋げればと考えております。
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新学期の年長保育計画はねらいがあって「安心と循環」を作りだす取り組みです。全園児が午前保育の中で年長は特別午後保育を実施して「慣らし保育」の成果を期待する実践です。特に年長になって途中転入児が多数増え仲間入りしてその背景の中で学級運営に「安心と循環」を早期にもたらすことをねらいとしているからです。
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「新聞紙遊び」は学級づくりにとって敵時なテーマです。昨年全園児で観劇した劇団風の子に影響を受けたこと「新聞遊び」からの身近な体験、継続して取り組める教材、一人ひとりが主体的に継続して遊びきることが出来る教材、新しい仲間づくりの関係作りにも寄与できることなどが主な理由です。
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この取り組みは子どもたちにとって先生と一緒になって1枚の新聞紙を使ってどんな遊びが出来るかを共に考えながら折ったり、畳んだり、破ったりしながら考えていく面白さ、楽しさがあります。ウェルビーイングを高める保育となることを期待しているのです。保育のねらいは子どもたちがハッピーになり園生活に「安心と保育の循環」をつくることが出来ることをねらいとしているからです。
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最年少組(2歳児1クラス)年少組(3クラス)年中組(3クラス)年長組(2クラス)は明日から30分繰り下げて2次保育が始まります。年長だけは通常保育時間帯となります。1次保育は3日間という短時間保育ですが、新しい拠り所なるクラスづくり、仲間づくりのために必要な日、時間です。新学期が始まって園内の子どもたちの生活ぶりをじっくり観察してくると、在園児の子どもたちは日増しに安心感と子ども同士の関わりを深め、新しいクラス・仲間づくりを形成して行きます。
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最初に注目したいのは最年少組です。2歳児保育を始めて2年目、やりがえのある保育が期待できます。2歳児は成長が目に見えて著しく手に取ることができる実感です。2歳児保育を始めて大変良かったことがわかってきました。それは子育て環境の急激な変化によって地域で孤独な子育て=「孤育て」を頑張っている親たちがいる事実です。地域の子育てセンター的役割を担いながら2歳児保育をさらに進めて行きたいと考えています。令和8年度からは本格的な「誰でも通園制度」がスタートします。その準備にも取り掛かりたいと考えております。
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入園された49名の園児のみなさん 入園おめでとう!
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春の日差しをいっぱい受けて良い天気に恵まれた第60回入園式を開催することが出来ました。ホールの式場では少し早めに来た親子と先生たちで手遊びをしたり先生と手歌遊びをして楽しみました。10時には全員が揃い入園式が始まりました。式次順に副園長からのお祝いのあいさつと担任・職員紹介、園長の冒頭あいさつ・来賓紹介がありました。
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最後は先生の出しもので終わり30分程度の短時間で中身のある式となりました。式後クラスごとに記念写真をとり、合間の時間を使って担任・補助との先生顔合わせと諸連絡そして解散となりました。これから始まるお子様との生活については保護者との個別的な話し合いが必要となってくることでしょう。
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園では入園の喜びを共にこれからの園での生活について様々な不安があることでしょう。子どもたちの成長のためにも「あわてず、あせらず」園と一緒に教育・保育を進めて行きます。入園されたひとり一人の園生活が実り多いものとなるよう教職員一同全力で尽くして行きたいと決意しております。