8月24日(火)に予定しておりましたぴよぴよひろばは、感染拡大予防の為中止となりました。
見学のご案内については、お申込みいただいた方に、メールにてお知らせしていきます。
依然より強い感染予防・対策を求められる状況となり、どうぞご理解をお願いいたします。
R4年度入園希望登録を開始しました。
入園希望登録用フォーム(一般・卒園児兄弟枠)
※在園児兄弟、R3ことり入会者については、別途ご案内いたします。
暑かった7月・8月も9月を過ぎると時折涼やかな風が園庭を吹き渡るようになりました。子どもたちの運動会の練習は日に日に意欲的に高まってきています。運動会は当園にとって大きな行事の一つです。日頃、園内外の保育(公園徒歩遠足・モエレ登山遠足など)プール・体育教室の中でまた課外活動(サッカー等)の中で身体を鍛えている運動あそびが保育の中にあります。
運動会及び運動会の練習を通して子どもたちに伝えることは、3つの視点を持って取り組んでいます。
一つは取り組む姿勢を考えさせ、頑張ることの大切さを学ぶ。
二つ目は運動会を通して教師がその子に育つてほしいことを願う。
三つ目は子どもたちの運動能力や、運動機能などの育ちについて理解を深める。
以上が今後の保育に活かしたい視点です。
運動会は、子どもたちにとっての学びの多い行事です。保護者には運動会を機に幼児期の運動機能の発達や子どもの育ちについて伝え、話し合う機会にしたいと考えております。保護者は当日の様子しか感じることが出来ませんが、”できる” ”できない” という価値観にとらわれるのではなく、過程(プロセス)にこそ大切な意味があるということを大切にしたいと考えております。
本園のプール体験保育はプールの中に入ってのあそびで、陸上のあそびとは異なり、水の抵抗・水圧・水温・浮力といろいろな条件が加わる環境の中でした。プールの中での保育であるだけに安全を第1に配慮しながら、教師の配置にも考慮しています。年長の子どもたちは2年間で8回のイトマンプール体験をしたことになります。
1学期の運動あそびの一つ、プール体験保育は最終回を終えて、9月の運動あそび、大きな園行事としての運動会に繋がりとなります。分散型学年別で行い保護者をはじめ、多くの祖父母も参観され、園庭もいっぱいに使われる、のびのびと活動する子どもたちの様子を間近に見られ、賑やかな運動会となることでしょう。2年間の積み重ねの体験活動であり、9月の運動会を重ねると子どもたちの健康づくりと生きる力に少しでも寄与していくのではないでしょうか。ここで最初のプール体験保育は2013年(平成25年)年長夏季プール保育の導入から開始されて今日に至っています。
今改めて幼稚園教育課程(幼児教育)の中で「運動あそび」は注目され始めています。幼児期の教育・保育のなかで重要視されべき事柄です。本園では今日的な重要課題として捉え、実践の積み重ねをしてるところです。乳幼児期は生活の中で身体を動かしながら、心身の発育を促していくことが大切です。運動あそびの中で活発に身体を動かすことに重点をおいた体験活動が必要としているのです。このように本園でいろいろな運動あそびが可能となったのは、環境条件が整い認定こども園幼稚園に移行できたところにあります。
広い園庭とホールが確保されていること、適切な教員の配置、地域の社会資源が整備されてきたこと、公園遊具の規模の充実、民間業者の協力と連携などができたことにあります。走る、跳ぶ、投げる、転がす、泳ぐなどの全身運動を伴うあそびや、運動遊具・固定遊具などを使用して遊ぶことが出来るようになったからです。
9月は運動あそびの最大行事「運動会」です。子どもの成長を身近に感じることが出来る総合保育活動であり、次の成長に繋がる行事でもあります。日頃の保育の延長が運動会に繋がるよう、日々の取り組みに工夫をしながら、準備や練習で飽きさせないように、また疲れてしまわないよう取り組んでいる最中です。子どもたちの頑張りに期待してください。
令和7年度、地域開放事業「ぴよぴよひろば」は毎月1回(4月と3月を除いて)1歳~3歳児対象に開催されています。今回3回目の体験保育と入園説明会を兼ねて開催されました。令和8年度の入園希望説明会であるため大勢の保護者と乳幼児が参加して体験保育を経験し幼稚園こども園での楽しさとワクワク・ドキドキ感も体験する機会となりました。
今回、こども園幼稚園の保育観を入園前の保護者にはわかりやすく伝えることに留意していますが、まだお不明点がありましたら次回9月17日(水)にも開催いたしますのでご参加ください。保護者の期待や不安をくんだうえで、園の理念を伝え、保育への共感を深めていきたいと思っております。
当日参加できなかった保護者の皆さんには入園前の保護者に保育観を伝えた4つのポイントを上げておきます。参考にしてください。(まだ、ご不明な点があれば次回ご質問下さい)
①園の保育観を伝えるだけでなく、保護者の気になることを「聴く」ことを大切に考えながら保育を進めます。
②日々の保育や行事のねらいを丁寧に伝えて行きます。
③長期的な見通しをもって、子どもの成長プロセスを保護者と語り合って行きます。
④「園長の思い」ではなく、「園の思い」として、より具体的に伝えて行きます。