2023-12-14

楽しい2歳児乳幼児教育(2歳児・満3歳児)をめざして!~知的発達の基礎づくり~

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現在最年少組(もも組)には、2歳児・満3歳児を統合して20名が在籍しています。今までの保育実践から2歳児乳幼児教育と満3歳児幼児教育を連携させながら取り組みを進めてきたところです。”三つ子の魂百まで”と言われますが、昔の「三つ子」は今ちょうど満2歳児、2歳児にあたります。その子の将来にわたるものの考え方を決定する大事な時期であることをしっかり認識して”心を育てる”ことが非常に大切になっています。

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本園では2歳児の手指の機能を養うこと、イメージする力、自立を促進するため2歳児・満3歳児に相応しい教材「ぽこぽこ」を活用しています。子ども達はこの教材を通して楽しいあそびを体験し教師はこども理解を深めなら心の育ちと知的発達に援助して進めています。今回の保育時間ではテーマ、これなあに?”絵カードあそび”、ブロックを見ていろいろな形があることに気づく言葉かけを、たくさん子どもに投げかけることで、形態の認識力、象徴あそびを楽しんでいます。

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本園では保育実践を進めるに当たつて常に実践課題としているのは、テーマ「楽しい幼児教育とは?」に向けて日々研鑽を進めております。先生が楽しむ方法を考えていかなければ、楽しい保育はできないことは明らかです。

2023-12-04

21世紀の保育を求めて~3年ぶりの保育発表会を終えて~

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12月2日(土)予定時刻8時55分から最年少もも組(2歳児・満3歳児)から年少組・年中組・年長組と分散型で生活発表会が学年順位で開催することが出来ました。特に、11月に入ってからインフレなど感染症が流行し、感染する園児、職員も続出し困難な状況が続き、開催は一時、危ぶまれる事態にもなりました。しかしこの中にあっても、こどもたちは発表会に向けて活発に活動を継続し大変楽しみにしており、熱心に学級活動に取り組んでいるところでした。

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ご家族のご協力の中で、待望の3大行事が実現できる条件が整い、実現できる運びとなり有難く感謝する気持ちとなりました。保護者の参観は3年ぶりの保育発表会となり、子ども達、教師、職員、そしてご家族の皆さんにとっては本当に感無量ともなり、子どもの成長の証しを直に観ることが出来ることで良き思い出となったことでしょう。特に最終学年の年長組は幼稚園生活の良き思い出となったことでしょう。ご家族の皆さんにとっても、子ども達の生き生きした活動や子供たちの姿に感動を覚えたことでしょう。

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本園の3大行事(1学期運動会、2学期生活発表会、3学期音楽会)はコロナ禍で様々な感染対策が求められ、教育・保育計画の変更や行事の見直し、工夫が重ねられてきました。今後も諸行事の取り組みを子ども達と向き合いながら教育・保育のあり方を検討して行きたいと考えております。ここ3年間、私たちはコロナ禍に学んだことは,、他者の存在の大切さ、人は人なくしては生きられない、とりわけ幼い子どもはいろいろな人に見守られ、手を差し伸べられ、抱き締められて、育ちます。

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21世紀の保育は、地域に根ざした魅力あるこども園づくり、生まれてきてよかった、楽しいことがいっぱいだ”ということをたくさん体感させたいと思います。保育は、まず人と人とのふれあいから始めたいと思います。2学期の幼稚園生活の締めくくりとしての生活発表会は子ども達の成長に欠かせない機会となったと考えます。人と人との関りを持つことは幼児期の育ちの栄養素となります。人間は人と人の間、関りが重要な意味を持っています。生活発表会の活動の「表現活動」はここに教育的な意義と根拠が存在していると考えています。

2023-11-27

総練習(11/28~30)で最後の詰め!~幼稚園型認定こども園が目指す保育とは?!

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令和5年度、生活発表会のプログラムがすでに家庭に届けられてます。コロナ禍後初めての保育発表会となります。保護者の方々にとっては期待が大きいかと思います。それだけに力の入る行事となります。開催日までにあと5日、総練習がこれか3日間続く中で、先生と子ども達は5領域の「表現」で示されているねらいや内容を身につけて行きます。タイムスケジュールにあるように第1日目最年少(2歳児・満3歳児)・年少は「お遊戯」という表現活動2日目年中は「劇あそび」という表現活動3日目年長は「絵本と生活」を結び付けた表現活動を子どもの姿として体現して観せます。

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満3歳児(2歳児は乳児としての観点)以上の教育・保育要領では「表現」のねらいと内容は1つは、生活の中で様々な音、形、色、手触り、動きなどに気付いたり、感じたりするなどして楽しむこと、2つは、生活の中で美しいものや心を動かす出来事に触れ、イメージを豊かにすること、3つは、様々な出来事の中で、感動したことを伝え合う楽しさを味わうこと、4つは、感じたこと、考えたことなどを音や動きなどで表現したり、自由に描いたり、つくったりなどすること。

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5ついろいろな素材に親しみ、工夫して遊ぶこと、6つ音楽に親しみ、歌を歌ったり、簡単なリズム楽器を使ったりなどする楽しさを味わうこと、7つかいたり、つくったりすることを楽しみ、遊びに使ったりなどすること、8つは自分のイメージを動きや言葉などで表現したり、演じて遊んだりするなどの楽しみを味わうこと 以上8つの表現内容が課題として幼児教育に課せられているのが私たちの配慮事項でありその教育実践の根拠となっています。

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令和5年度生活発表会は成果を求めるのではなく子供たちの「表現」という領域にどう取り組んでいるか努力の評価をご家庭にお願いしたいと考えております。開催当日まで子供たちも教師も全力で取り組んで行くことでしょう。

2023-11-24

2学期の締めくくりを生活発表会で~温かく見守ってください!~

認定こども園 新琴似幼稚園園長
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子ども達といっしょに考えながら取り組んでいく台本作りや子供たちの動きや表現に対するきめ細かな指導が11月に入ってからインフレの流行りで数クラスが学級閉鎖や自由登園となりました。全学級そしてクラス員が揃うことが少ない状況の中でも活動は続いてきました。そのため学級活動は思うように進行することができず担任は大変苦労をしていたようです。

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個別指導にまだ充分課題を持ちながら行き届かない面もありますが、全教師たちは全力で取り組んできたものと考えております。最年少(2歳児・満3歳児)・3歳児はお遊戯で10分の持ち時間で発表します。演目は「子猫のパン屋さん」「てんとうむし」「勇気リンリン」「ぼくらは小さな海賊だ!」年中は名作劇あそび、持ち時間15分、演目は「オオカミと7匹のこやぎ」「さるかに合戦」「3匹のこぶた」年長は題材「絵本」と生活から持ち時間30分「アレクサンダとゼンマイねずみ」「しりとりのだいすきなおうじょさま」「十二支のお話~その後」以上10クラスが12月2日(土)学年分散方式で開催する予定です。

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残念ながらアフターコロナ禍のもと一般公開はしておりませんが、本園の家族2名までの参観を認めております。この行事の発表会の主なねらいは成果を求めることではなく、今日まで取り組んできた努力を評価し失敗も次の飛躍につながることを見守ってほしいという点にあります。自分の子どもだけでなく、他の子どもに対しても温かい眼差しを送られる意識こそ、園生活で保護者の方に感じ取ってもらいたいひとつです。

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それは、子どもは決して両親だけで育てられるものではなく、周囲の多くの人の愛情によって育てられる面も多くあるという事実を実感していただきたいのです。残されたわずかな数日、子ども達は自己表現力を発揮するでしょう。子ども達の発表にご期待ください!

2023-11-17

年中さん生活発表会で初めての劇あそび!

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コロナ禍後初めての名作劇あそびに挑戦します。日頃簡単な分かりやすい劇を教師と一緒に楽しむことで劇の楽しさをみんなで味わいます。セリフは数人で考えて、いっしょに言うことで自信もつきます。

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年中の子どもたちは自ら表現できる子もいますが、大抵は恥ずかしがっているので、初めは担任がオーバーすぎる表現をしていくと、少しずつ楽しそうに表現する子が増えていきます。また、絵本にはないシーンを考えたり、年中の子ども達でも想像できる様な身近なことを取り入れ、劇を一層近くに感じられるいうに進めています。

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たくさんの人の前で伸び伸びと表現できる経験が年長につながると考えています。園での指導上劇あそびの基本的なことは「幼児の発想から生まれた生きた言葉や仕ぐさとして表現される」劇あそびを目標としています。したがって、劇あそびは即興的なことが保障されること。教師も子ども達と一緒に劇的に遊ぶことが大切となります。また外見にこだわりすぎて、教育・保育の本質を忘れないようにする「劇あそび」を求めています。

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表現活動の一形態として実際に指導していく上で多くの困難な課題もあります。今、教師と子ども達は真正面から劇あそびに挑戦しています。私たちは、保育者が子どもとともに”あそぶことによって、ともに人間的に成長することを願いながら、劇あそびの保育実践に取り組んでいる毎日です。

2023-11-14

生活発表会に向けて~子供たちの成長を感じる2学期に!~

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アフターコロナ時代を迎え、やっと3大園行事の一つ「生活発表会」が2学期のスケジュールに乗せることが出来るようになりました。1学期のミニ運動会に続いて2学期の「生活発表会」は最年少(2歳児・満3歳児)・年少は「お遊戯」年中「名作劇あそび」年長「生活絵本劇あそび」を行うことで、毎日練習を重ねています。

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生活発表会を通して主体的に豊かな人間として成長してくれることを期待しています。年長は園でコロナ禍初めての生活発表会であるだけに担任の力の入れようはすごいです。題材選びから子どもたちと一緒に考え、担任の台本づくり、子どもたちの考えや劇あそびをを通して考えたり、セリフの取入れなどで苦労している毎日のようです。

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短い時間の中でなるべく子どもたちの思いを受け入れながら、小道具作りにも取り組むことで、子どもたちの主体性のある劇あそびに近づけられるよう練習に取り組む毎日なのです。

2023-11-02

2歳児教育への新たな取り組み~2号認定児(満3歳児以上)の希望入園受付中!~

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令和6年度の1号認定児の入園願書受付・親子面談・採寸及び学用品諸費の納入などが11月1日に行われ引き続き2号認定児の手続きが保健センターの窓口を通して現在進められています。園では、今年度から満3歳児保育と同時に認定如何に関わらず2歳児教育の充実と進展に注力を傾けていきます。特に、2歳児教育を進めるにあたっては信頼関係を築いて子供たちの発達状況を細かく把握することが必要になってくるでしょう。

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2歳児という年齢は、乳児から幼児へと変わる、ちょうどつなぎ目にあたる時期です。乳児と幼児では園での生活のあり方も大きくと変わりますから、そこに2歳児教育の難しさがあると言えますが、だからといって、特別に2歳児に絞って教育を行なっていくわけではありません。これまでの2歳児保育の実践から満3歳児・3歳児の幼児クラスへ子どもたちがスムーズに移行できることを私たちは確信しています。

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2歳児教育を進めるにあたって先生たちに心がけてもらっていることは、子ども一人ひとりの月齢と発達状況をきちんとつかんでもらうこと、その子が0・1歳で、どう育ってきたかを把握することだと考えています。これまでの2歳児の教育・保育の素晴らしさ・面白さは1学期と2学期では子どもたちの発達状況が格段に変化するところと言えましょう。

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そのため、それに合わせた園の環境づくりと遊びの工夫が最も大切になってくるからです。2歳児教育の始まりが、幼稚園型認定こども園新琴似幼稚園の教育・保育方針「子どもの自主性・主体性・創造性を促す教育」に導かれて行きます。(百合が原公園遠足)~2歳児・満3歳児クラス~

2023-10-28

地域には学びの資源が沢山!~幼児期の造形表現で大切にしていること~

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紅葉の秋、園児たちは文化的な実践に取り組んでいます。満三歳児(2歳児も含む)、年少組はハロウィン製作(収穫祭とオ・ランタン)と自分の手形、年中組は防風林の近くで収集したドングリを活用して秋のイメージ製作、年長組は秋と自分の成長(自分手を植物の樹木に譬えて)イメージ画に取り組んでいます。

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幼児期の造形表現活動は身近な生活と経験に裏付けて初めて自分らしく表現が出来るようになります。子どもたちにはのびのびと自分らしく表現してほしいと考えて指導にあたっています。当園では子どもたちの造形表現を考えるにあたって子どもたちが十分に自己表現するためには、就学の造形表現を考える前段としてありのままの自分を否定されず受け入れられる経験必要です。

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自分の思いや行動が周囲の人に受け入れられる経験を重ねることで、子どもたちは「ありのままの自分を表出しても大丈夫」という安心感や自己肯定感を獲得するのではないでしょうか。「さあ、描きましょう。作りましょう」と造形活動の展開を急ぐのではなく、まず子どもたちが安心して表現できる関係作り、環境づくりを大切にしていくことを本園は大切に考えています。(現在保育室の壁面には全員の作品が展示されている)

2023-10-19

最年少・年少の親子参観日を終えて~大勢の父母の皆様 参加ありがとうございました!~

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2日間の親子参観日が終わりました。春の親子レクについで2回目となります。今回の参観日のねらいはごっこ遊びを通して友達とのやり取りを楽しむと同時に給食会を通して親同士の親睦を深める機会にしたいという意図もあります。親子の交流を深めることは子どもの成長にとって大事なことと考えています。

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幼児教育を進めるにあたって忘れてはならないことは地域に代わって親子の交流の場が少なくなってきたことです。今、地域が共同体としての意識が希薄化して近所の仲間たちと集団で遊ぶことが少なくなってきました。きっと家の中でお父さん、お母さんと1対一、2対一で過ごしていることが多いでしょう。

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子どもの成長する過程において、集団の中でいろいろなことを経験すること、模倣しながら会得していく時期はとても大切です。こういう機会が少なくなることは子どもの教育にとって大きな問題となります。集団で遊ぶことが少なく、親子で遊ぶこと、地域でいろいろな人と遊ぶことがなくなっています。今こそ、幼稚園型認定こども園での役割と使命ではないかと考えます。

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大人だけの中で育った子どもたちから親子で遊べる場の提供が必要と考え、親子の交流の場が今回の参観日と見てもいいのではないでしょうか。幼児教育は、家庭で、母親の手でするのが一番望ましい姿という意見が一部ありますが、それは、昔の話、核家族化が進み、ご近所とのお付き合いもあまりないなかでの昨今、一人で悩み、自信を失っているお母さんたちもたくさんいるのが現実です。

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そこで、子どもたちが集団で遊ぶことが出来でき、お母さん同士が子育てについて話し合える場が幼稚園の場と考えます。参観後、お母さんたちは子どもたちの園での生活の様子を理解して頂き、親同士の交流も少しはできたようです。今後もこんな機会を園で作りたいと考えております。大勢の皆さまの協力で参加していただき子どもたちも楽しい参観日になったのではないかと感謝申し上げます。ありがとうございました!

2023-10-12

幼稚園型認定こども園の教育実習と2歳児保育の始動~教育と保育を一体的に!~

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本園は2024年度から2歳児幼児教育・保育に取り組んで行きます。今年度、初めて満3歳児の中に数名の2歳児を含めた最年少クラスを構成しています。特に2歳児の教育と保育についてはあらゆる面で諸実践を来年度に生かして行きたいと考えており、今回の教育実習も今後に生かせる良い機会となっています。

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大きな関心をもって教師間で取り組んでいるところです。幼稚園型認定こども園では「教育」と呼んでいるのは、学校教育法に定められた満3歳児以上の子どもを対象した学校教育のことですが、時代の趨勢と共に諸外国の2歳児教育は学校教育法を超えた教育年齢の対象になっております。

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そこで本園は先導的に幼児教育を子育て支援事業という狭い枠組みで捉えず、前向きな姿勢で実践に踏み出しました。それは「幼児教育と保育を一体的に配慮した幼稚園教育への架け橋プロジェクト」です。挿入された写真は2歳児保育の推進に大きな手がかりを与えてくれます。

2023-10-10

みそ汁づくり(年中)~料理する楽しさを!~

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今日は年中組さんのクッキングの日です。園の農園で収穫した秋大根を食材にして年中組さん全員で腕を振り絞り、みそ汁づくりに挑戦しました。朝から子どもたちはクッキングを楽しみにしていました。それは自分たちの手で料理に関わり、料理のできる過程にも関り、出来上がった料理をみんなで頂くことが喜びとなってくるからです。

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日常生活の衣食住の食については人が生きる上で基本的な行為であり幼少期からの食育指導は幼児教育には欠かせません。子どもたちは頭に三角頭巾・スモック姿でクッキングに臨みました。ここで学ぶことはまな板で包丁を上手に使えるようになることや食材を上手に切ることが出来ることよりも教師と子どもたちが暖かい温もりを感じながらひとり一人の子どもと接し共に一緒に食材を切ることの信頼関係をつくることにあると考えています。

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出来上がったみそ汁は昼食時に全クラスで頂きました。家庭でのみそ汁が食卓に上がるのは圧倒的に夕食の時間でした。朝食時にみそ汁がない家庭が圧倒的に多いのは食生活の変化が大きく反映しているのでしょうか 園では今後も植育から始まる食育、植える、育てる、収穫する、調理するという一連の流れを大切に食育を進めて行きたいと考えています。

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植えること、育てることは食べること、農園での菜園づくりを通して命への感謝、ふとした安らぎ、自然への好奇心などを学ぶことに繋がればと考えています。菜園づくりは「植える」「育てる」最高のドキドキ・ワクワク体験です。

2023-10-05

2歳児幼児教育・保育から幼稚園教育・保育へ

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令和6年度より2歳児教育・保育がスタートします。本園は一早く満3歳児教育・保育を進めて実績を重ねてきました。今年度は2歳児保育に取り組み実践を重ねているところです。2歳児教育・保育を進めるにあたって、家庭の中だけでは援助しにくいところを、どのように支えるかが今後のポイントとして考えています。令和5年現在はもも組(最年少組)は混成のクラス(2歳児+満3歳児)で保育しています。

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現在もも組(最年少組)は混成のクラス(2歳児+満3歳児)です。2人担任と補助が入って、一人一人の個性や発達段階にきめ細かく対応しながら子供たちの社会性の発達を促して、系統的に3歳児、4歳児、5歳児の幼児教育(幼稚園教育)につなげていくように取り組んでいます。

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2歳児保育の実践から2歳児は運動機能や手先の動き、言葉の発達が急速に進んでいく時期であると同時に家族の中の関りでは、子どものしたいこと言いたいことを先取りして、手出しし言ってしまいがちですが、幼稚園のような子どもの成長を集団で促す環境のなかでは、先生が子どもたちと信頼関係を結び、子どもたちのしたいこと、できることを引きだしていきます。

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また、先生がひとり一人の自我の芽生えに応じて、まわりの子どもたちとの関りを促して、伝えたい言葉を引き出してくれます。このような、家庭の中だけでは援助しにくいところをどのように支えるかが2歳児教育・保育の実践の課題として取り組んで行きます。

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昨今、経験を積み重ねてきた最年少組の子どもたちは生き生きと素晴らしい成長を見せてくれ私たちに沢山の喜びを与えてくれます。園外保育での子どもたちの行動・動作・言葉の数・社会的行動・生活の姿勢など確実に成長している姿を目のあたりにしています。(写真は百合が原公園で園外保育)

2023-10-03

第6回ぴよぴよ広場開放!~楽しみにしている親子の集いと本園への入会・入園のお誘い~

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今年度のぴよぴよ広場開放も6回目を迎えています。地域で進めているネットワーク子育て支援づくりとして大切な役割の一端を担っています。毎回大勢の親子がこの集いを楽しみに参加しています。

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本園は幼稚園型認定こども園として公的に認可されている学校施設です。基本的には幼児教育を重点的に進める幼稚園機能を持ち同時に預かり保育の充実に取り組む保育施設を設置しています。今年度より2歳児保育を重視して満3歳児との統合保育を実践しいよいよ令和6年度より本格的な2歳児保育の実践に踏み出します。

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国の子育て政策を待つまでもなく、先導して2歳児から満3歳児の掛け渡しプログラムを設定してゆきます。先進国(米国・西ヨーロッパの一部ではすでに2歳児保育の無償化と義務化が計られています)では2歳児の幼児教育が平常化されようとしています。

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この実情と本園の実践を踏まえ幼稚園型認定こども園でなければできない幼児教育(幼稚園教育)と継続する保育の実践に取り組み子育て支援ネットワークづくりに貢献して行きます。

2023-09-28

大木に触れて~神社の境内で秋の気配を感じるこどもたち!~

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異常な暑さから解放され、やっと秋の気配を感じる季節となりました。最年少もも組(2歳・満3歳児)の子供たちは隣接している神社へお参り方々小さな秋を見つけるため散歩に出掛けてきました。境内は原始林で覆われ、植林で大きくなった木も林立しています。

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目の前で大きな木に接ると何かリアクションを見せてくれます。下から上を見上げる子、手で触ってみる子、木に触れまつわる子、まったく無視する子など様々です。境内には新琴似屯田兵中隊本部資料館や郷土開拓史石碑などが立っています。石碑の周囲で思う存分遊びました。

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今の子供たちの生活には、人工的につくられた物があふれ、自然のものが少なくなっていると感じています。園外保育を利用して、直接木の肌に触れ、木の肌の感触を味わう機会を増やしてあげたいものです。木々の間に松ぼっくりを見つけては嬉しそうな子供たちです。子供たちは五感で秋の気配を感じ始めようとしています。

2023-09-26

9月のお誕生会?体も心も元気なお友達が変身です!~

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園児の誕生日を祝う誕生会はコロナ禍で昨年まで動画配信のみで保護者の参加はありませんでしたが、やっと、今年度から従来型の誕生会形式に戻し園全体で開き、保護者1名の参加も交えて進行することになりました。誕生会を進めるにあたっては、子どもたちが楽しく参加できるようにするため、会場は動きやすく、見やすい配慮を設定しています。

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会がだらだらと長引かないようにするとともに、使用する物の出し入れなどが速くできるように準備工夫をして取り組んでいます。本園では保育者、園児、保護者がどうしたら心からお祝いできるか考えて、マンネリ化しないようにプランを立て工夫するよう努めています。そして、誕生を迎えた子供たちに無理のない自然体で楽しく取り組める題材を用意して取り組んでいます。

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会の式次第はステージに上がり、椅子に座り一人一人自己紹介から始まります。全員で誕生日のお祝いの歌をうたい、副園長先生からのお話、出し物、誕生児のアトラクション(今回は忍者を題材にした演題)を演じて見せます。会終了後、各学級誕生会で先生から誕生カード貰い、誕生児を中心にその日はお祝い会を開いて過ごす楽しい一日となります。

2023-09-13

継続は力なり~年長組幼稚園生活、最後の運動会に全力で取り組む!~

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今週末(16日土曜)の運動会に向け全学年共練習に余念がありません。最年少(2歳児・満3歳児)年少(3歳児)は元気いっぱい体を動かし、踊りを楽しむように、年中は自分たちで振付、流れを覚えて自信をもって表現することができるように、年長は幼稚園生活最後の思い出として積極的に参加する(年長はコロナ禍3~4年の経験)

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これまで園での運動会は多数の人々が集まって運動を楽しむ会で小学校のグランドや地域の大きな公園で家族の参加、地域の未就学園児、卒園児、PTAなどが参加して大々的に開催していました。本園の場合以前は6月という好季節に年間行事として位置づけしていました。

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しかし、時代の流れ、気象の変化(温暖化)、子供たちの成長と体力、発達の科学的な知見、コロナ禍での生活様式などいろいろな理由から運動会の改革(あり方)、運動会の本質的な見直しを実践に踏み出しています。運動会も教育活動の行事のひとつとして短い持ち時間の中で教育的質と成果が求めらえています。

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それは幼稚園・小学校・中学校・・・・と継続する教育課程の中で期待される子供の姿(ねらい)があります。本園では幼児期の段階でこどもたちの諸行事で育んでほしい姿の目標は「一人だけじゃなくみんなで力を出し合えばものすごい力になる」と実感できる集団作りを実践し取り組んでいます。今度の運動会、みんなどのくらい力を出せるかな、いっぱいいっぱい力をだしてがんがってくれることでしょう。

2023-09-01

秋の運動会~大きな目標:協力しながら意欲をもって準備をし、元気に運動会をする

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本園の秋の運動会は9月16日(土)第58回目を迎えます。この3年間、小学校のグランドを借りず園庭を利用してきました。今回も園庭で開催する運びとなりましたが、これまではコロナ対策のために分散型でお推し進めていたのですが、この間、運動会のあり方を根本から見直しどうあるべきか、職員間で話し合いを続けた結果、今回も園庭運動会の企画とすることになりました。

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タイムスケジュールは年中、最年少・年少、年長順で各学年30分の持ち時間で進行します。保護者は2名までの参加を認めています。モモ・年少組の目標は身体をのびのびと動かし、友達と競技に参加する楽しさをかんじる。年中はお友達と協力し合うことや、勝敗のある競技を楽しむ。年長はクラス・学年として競技に真剣に取り組むことでクラスの団結力を高める。身体を柔軟に動かして楽しむ。当日は家族のために動画配信を予定しています。

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最年少・年少は初めての運動会です。かけっこ、お遊戯などなんでもできるようになった姿をご家族で見てください。年中は2度目のおともだちもいれば初めのおともだちもいます。お遊戯や玉入れの練習を見せてもらいましたが、練習するごとにお遊戯が上手になり、感心しています。

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年長組は幼稚園で最後の運動会となります。組体操、クラス対抗リレー みんなの最後の運動会をお父さん、お母さんはもちろんおじいちゃん、おばあちゃんも応援していることでしょう。みんなが力を出し合いながら頑張っている姿を見せてあげてください。(運動会の衣装づくり・組体操個別指導)

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2023-08-28

これからの幼児教育で求められること~ジャガイモの収穫と枝豆の鞘取作業完了!(園外保育の栽培活動)

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春に植え付けした種芋が成長し、みるみる花を咲かせ、夏の終わりには、もうジャガイモの収穫ができるという早さです。本来なら初秋に入って収穫することが例年の収穫作業の時期、2023年度は異常気象と言える真夏日が31日以上も続き植物・動物の生態・生育に何らかの影響を与えていると考えられます。

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農作物だけの問題だけではありません。子どもたちと収穫したジャガイモが例年と比べどちらかといえば、量的に小ぶりのものが多いように感じられます。これも異常気候が大いに影響しているものと考えられます。一般的に言われる温暖化があらゆる面で、私たちの生活環境を大きく影響を与えていると理解しておかなければなりません。

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これまでの幼稚園教育要領での「秋の自然に関わる保育」を考える場合には、もう一歩踏み込む保育がこれから求められそうです。子どもたちの姿として求める「地球環境問題の実態と深刻さ」を幼児期から身近な問題であることを園外保育の中で学ぶ機会が必要となることでしょう。園外保育の栽培活動のねらいは「食育」指導の他に「地球環境問題」にも触れることが必要となってくるでしょう。

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幼児期(特に年長児の場合)であっても永続可能な社会(SDGs)についても同時に学ぶ必要があると考えます。刈り取った枝豆を園に持ち帰って年長と教師たちで鞘取りをし早速茹で上げ昼食時に全学年で美味しく頂きました。年長は一握りの枝豆とジャガイモをお土産に喜んで持ち帰りました。

2023-08-23

年長プール教室は大切な幼児教育活動、今年度4回で終了!~水に親しみ・楽しかった仲間とのプールあそび~

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連日蒸し暑い日が続いています。今日は絶好のプール日和。年長の子供たちは最後のプールあそびを大変楽しみにしています。今日で4回目の最終回となります。プール教室のねらいついてここで少しお話しておきます。本園のプールあそびは水遊びとして10数年前から取り組みが継続してきました。

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プール教室は水遊びであり、大きな教材教具と見立て、直接水から獲得する幼児期の「健康づくり」に寄与できるものとして始められました。水の抵抗・水圧・水温・浮力といろいろな条件が子供たちに加わって行きます。そこには普段得ることのできない体験があり、不安や恐怖・警戒心も呼び起こすことにもなりますが、子どもたちの体調・情緒面・心理面も丁寧に配慮しながら、教育活動の一領域として重視してきました。

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水中のプール遊びには、陸上でのそれよりもより大きく、異なった効果や面白さがあり、水によって皮膚が鍛えられ、水の抵抗・水圧・浮力により体が思うように動かせなかったり、重力の軽減作用で体が軽く感じ水に浮くことが出来るのを体感できることです。この体験によって不安定なからだを水中で全身のバランスをとるという機能を発達させることができ、心臓や肺や血管の発達にも寄与できるのです。

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特に幼児期には基本的な動作の段階として人間が生涯にわたって必要とする運動の基本となることが獲得できるのです。以上のことから水遊びは幼児期の健康づくり、身体づくりの一貫として教育課程に組み入れなければならないものと考えております。この実体験と学びが小学校でのプール学習にも橋渡しの役割にもなるのです。

2023-08-21

今日から2学期!~規則正しい生活を取り戻すために~

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ひと月近い長い夏休みが終わり、2学期がスタートしました。相当に日焼け真っ黒になって登園する子供たちを見ると、ぐーんと大きく、たくましくなった感じを受けます。幼稚園から離れ、自由な生活の中で、どんな遊びをしていたのでしょうか。

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照り付ける太陽の下で、水遊びや虫取り、海水浴、キャンプ、旅行、など家族ぐるみでいろいろな所に連れていってもらい、楽しい思い出もあることでしょう。今年は記録づくめの暑い暑い夏休みでしたが、この暑さを乗り越えていろいろな体験が2学期の生活に豊かな実りに結びついていくことを願っています。また預かりの子供 たちは、園での生活リズムに配慮した楽しい行事を行いました。

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8月は残り少ない保育時間となっていますが、来月の運動会に向けて、子どもたち同士、また、教師とのつながりを深め、ひとつのことに向かって一生懸命がんばりとおそうとする姿勢・態度を育んでいきたいと思います。ひとつひとつの行事を通して一人一人が確実に成長し、心も身体も健やかで明るく、感謝と思いやりの心が持てるよう、見守り援助していきたいと考えております。

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地域の皆さんのご支援の下でお母さん・お父さん・ご家族の皆さんのご理解とご協力、よろしくお願い申し上げます。(写真:最年少クラス(満3歳児)新しい仲間への声援、園長先生の挨拶)年少:リトミック 年中:夏休みの語らい 年長:夏休みの思い出トーク 全体集会:始業式副園長挨拶)

2023-08-10

全園児園外保育(預かり保育17日目)と仲良し農園へ(野菜の収穫)

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夏季預かり保育の後半を迎えています。園外保育では学年縦割りで出掛けることが多いのですが、今回はバス3台、全園児48名でバス遠足、行先は「丘珠緑地空港みなみかぜ広場」へ行くことになり、帰りは「仲良し農園」に立ち寄りミニトマトの収穫と観察をしてきました。

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今年は例年以上に天気が良くたくさんのミニトマトができ持ち帰って毎日の食卓に添えることが出来ました。この計画を子どもたちは大変楽しみにして過ごしていたようです。この広場には大型遊具がある緑地で丘珠空港に隣接しているため飛行機、ヘリコプターが間近で見られました。

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飛行機がとんだよ!近くで見えるよ!子供たちの嬉しい声があちこちから聞えてきます。ちよとした旅行気分になったような子供たちでした。少し蒸し暑い中での緑地広場で昼食をとり、帰りは仲良し農園でミニトマトをみんなで収穫して帰りました。

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太陽の陽をいっぱいに受けたため、疲れも重なりほぼ全員が午睡の時間をたっぷりととっていました。心地よい眠りのなかで熟睡する時間となりました。

2023-08-07

8・7夏季預かり保育の取り組み~百合が原公園バス遠足(年中・年長)~園外保育を保護者に伝える!~

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園では夏休みに入って13日目を迎えています。預かりの子供たちは毎日有意義な生活を園で過ごしています。今年は例年になく蒸し暑く水遊びを中心に、生活リズムに配慮し、毎日の生活にメリハリのある暮らしに考慮しながら、計画し充実感の持てる環境設定に取り組んでいます。生活リズムと健康づくりに配慮しながら休業中でなければできない保育を教師間でよく話し合いながら取り組んでいます。

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園外保育にあたっては保護者の理解を得るために事前の説明と実施した後の活動報告も行っています。また、玄関にはドキュメンタリー形式で壁新聞にして子供たちの様子が分りやすくお知らせしています。楽しんでいる子供たちの様子が一目瞭然に理解して頂けていると思っています。

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このように預かり保育の実践はある時は縦割り保育で、ある時は横割り保育である場合がますが、各々の小さな積み重ねが子供たちの成長と発達に大いく寄与できると考えています。(年中・年長バス遠足:百合が原公園にて)

2023-08-04

縁日ごっこ(七夕と夏まつり)~令和5年度地域ふれあい交流会~

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地域交流会(子育て支援)が開催されるのは4年振りです。幼稚園型認定こども園で「縁日ごっこ」という名称で催すのは初めてです。

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この行事のねらいは、日本の伝統文化(七夕など)に慣れ親しむことや、保護者や地域の人・子どもたちとの交流の場として親交を深めていくことにあります。

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園を神社やお寺に見立ててお友達や街の人たちが幸せに暮らせるように、と見守ってくれるところとします。また、夏休みの一時にお友達と会い非日常を感じる良い機会でもあります。

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アフターコロナの時代を生きる子供たちが幼稚園生活で楽しい思い出の一つとして残るようにいろいろな準備を進めてきました。景品づくりをしたり、屋台づくり、PTAの保護者参加、七夕の準備などがありました。

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小学生も含めて500名近い子供たちが楽しい交流会で出会うことが出来楽しかったという印象をもって参加していたことに職員一同嬉しく感謝しているところです。

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地域に根ざした縁日ごっこは多くの人に喜んで頂いたと思っております。関係者の皆さんのご協力に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

2023-07-24

7.21~22年長お泊り会~みんなでいっしょの夜~

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やっとみんなが大変楽しみにしていた「お泊り会」が実現しました。昨年(令和4年度)はコロナ下で宿泊なしの「お楽しみ会」でしたが、今年は後泊が実現できました。家を離れ、園でお泊りをすることに、不安はつきものです。

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お泊り会に先立って、園の夜の様子のことなどを面白く話し、過ごせるように期待を高められように年長の先生は準備を進めてきました。食材の買い物、調理、パーティー、デザートアイス作り、遊び(お父さんたちとダンスジェンカ・探検あそび)、花火観賞、就眠、朝の洗面、ラジオ体操・・。すべてが非日常化したワクワク感が高められるに指導にあたりました。

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各クラスからはおたより「お泊り会号」ドキュメンテーションでお伝えています。HPページでは園内向けに写真が掲載されています。ご家族の皆さんや子どもたちの思い出感想を是非聞きたいですね

2023-07-21

楽しく夏休みを過ごすために~暑さに気をつけましょう!~

認定こども園 新琴似幼稚園 園長
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地域関係者のみなさん、保護者のみなさん、日頃こども園運営に、ご協力頂きありがとうございます。あわただしかった1学期は今日で終わりました。入園し、あるいは進級して担任もお友達も替わり園生活にも少しずつなれ、不自由なマスクからの開放によって素顔姿で過ごせること、制約が少しずつ解消され安心して遊べる環境が出来るようになりました。1学期のメインテーマ「親子レク」の取り組みはこれまでの保育参観のあり方を原点から見直しての取り組みとなりました。

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また、今年度は全学年徒歩遠足、バス遠足などで基礎体力づくり、「造形」活動にも意欲的に取り組んできました。その他、めざましあそび教育活動、特別課外活動(サッカー、英会話)をはじめ、どの保育活動も子どもたちの成長に繋がる貴重な経験や体験を重ねてきました。夏休みは、それぞれの置かれている家庭環境によって過ごし方は異なりますが、今年も温暖化で夏の気温が高くなりそうな気配です。

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特に熱中症などには、十分気を付けてお過ごし下さい。1学期最終日は最年少・年少・年中の合同集会終業式、年長はお泊り会で学年終業式を行います。楽しく夏休みを過ごすためにご家庭、ご家族の方にも次の3つの約束にご協力ください。

約束1:戸外では帽子をかぶりましょう
約束2:冷たいものはほどほどに
約束3:はやねはやおき

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さあ、この3つの約束を忘れないで楽しい夏休みを過ごしてみましょう。お日様といっぱい遊んで、8月4日は地域ふれあい交流会「縁日ごっこ」で夏休み中一度の出会いを楽しみ、8月21日(月)2学期始業式に合うときは、真っ黒な肌になって来てください。それではまた元気に会いましょう。2学期は最大行事「運動会」が控えています。どんな成長が観られるのでしょうか。

2023-07-13

七夕製作の取り組みについて

地域ふれあい交流会へどうぞ!

実施日:8月4日(金)午前10時~11時
場 所:認定こども園 新琴似幼稚園
テーマ:縁日ごっこ

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美しい夏の夜空をながめながら、七夕伝説の物語を聞くような風習は、年々少なくなってきましたが、本園では日本の良き伝統文化を子どもたちに少しでも継承しょうとの思いで、7月の中期に造形活動の一分野として七夕製作を全学年で取り組んでいます。七夕飾り製作は1学期終了式近くまで続きます。

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伝統的な折り紙や切り紙の飾りの製作には難しい部分もありますが、はさみやのりの使い方がまだ充分にできない子には個別的に指導する良い機会ともなります。日本では7月7日が七夕の一般的な風習となっていますが、北海道の大半では1月遅れの8月7日となっています。(旧暦から新暦に切り替えた明治時代にずれが生じる)園での七夕製作活動は夏休みに入る前の取り組み(1学期終業式7月21日)となります。

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アフターコロナ時代を迎え、やっと本園でも催し物が出来る気運となり感染対策も考慮しながら、8月4日(金)地域ふれあい交流会「縁日ごっこ」を七夕の趣旨も併せながら開催することで準備を進めています。当日は園庭に柳の木を用意してお願い事を書いたり、網飾りや輪つなぎなどをつくって飾ります。折り紙や切り紙のような伝統文化を保育の中でこれからも継承していくことは私たち保育者の大切な役割となります。

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3年振りに開放できる喜び、地域ふれあい交流会、「縁日ごっこ」が開催できることを地域の子供たちといっしょに共有して行きたいと考えております。夏休みの楽しみである催し物「夏祭り」が一つ増えて私たちの生活にも少し潤いが出来るようになったのは大変うれしい限りです。地域にお住いの未就学園児(1歳~6歳)の親子の皆さん!どうぞ、この機会に多数の参加をお待ちしております。(駐車場に限りがありますので別の交通手段でご参加ください。)

2023-07-10

夏大根の収穫と家庭への持ち帰り(年中)~食料を大切に食物の好き嫌いをなくそう!~

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春に蒔いた夏大根が収穫の時期を迎えました。年中の子どたちは自分たちで蒔いた大根を収穫して一人一本家庭へ持ち帰ります。仲良し農園にはミニトマトや年長組が植え付けたジャガイモ、メークインも順調に育っています。年長組は夏休み明けに収穫して料理の食材に利用する予定です。

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長年全園児で取り組んでいる菜園づくりは園外活動のひとつであり、この栽培活動は土地の感触に親しみ、種まき・生育の観察、収穫、園での食育指導、食物への用途など農園づくりは子どもたちの食生活に良い影響を与えています。食料を大切にする心得、子どもたちの気持ちの中に育てることの楽しさと、育つことへの期待感が生まれす。

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栽培活動をすることで収穫へと期待が膨らみ、成長していく楽しみ、収穫したものを食することが最大の楽しみとなります。「今まで嫌いで絶対に食べなかった野菜をおいしそうに食べる姿をみた、」「好き嫌いをしなくなった」というこえが報告されると嬉しくなります。栽培活動は子どもたちに良い影響を与えていることは間違えありません。

2023-07-07

海の想い出画作品(年長)

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7月3日年長は石狩の海見学に出掛けて来ました。早速、こすもす組では「海遊び」の思い出を絵に描く活動に取り組みました。1人ひとり海のことを思い出しクレヨンと水彩を使って表現し子供らしい特徴をもった作品となりました。

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クラスの子供たちは海を眺めたことはあるが、海水に素足を浸けた経験が少ない子が多いことが分かりました。海見学と海遊びが貴重な経験となり、きっと強い刺激を受けて印象に残る思い出になっただろうと思います。

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描画活動の指導でいつも考えさせられるのは、私たちの生活空間は、たて、よこ、奥行きのある立体的な3次元空間です。しかし、絵を描く紙は、2次元の平面の世界。

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この3次元の空間を、どう2次元の平面の世界に表現して行くか、そのくふうとして大人の絵では様々な遠近法で表現します。子どもの絵では通常の大人の絵とは異なり独特の空間表現となっています。(さざ波、白波、寄せ波、などの表現・・・)

2023-07-03

バス海見学(年長)~石狩浜の波うち際で素足で遊ぶ~

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6月のバス遠足は地引網体験をするため予備知識・練習を重ねて心待ちにしていた子供たちでしたが、予備日を含めいずれも波が高く漁師さんは船を出すことができないとの返答で実施することができません。昨年に続いて今年も実施することができないことで子どもたちは非常に残念がります。

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4年ぶりの地引網が叶うことが出来ず、それに代わる代替え案として急遽「海見学」に変更することになったのです。なぜ海見学にすることにしたかには訳があると思いますが、子どもたちは単純に海・浜辺で戯れることが、嬉しいと思われる遊びと考えていることでしょう、そこには保育者として教育・哲学的な重要な意味が含まれていると考えます。

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いずれ就学後地球の誕生、生命の誕生、生物の誕生等その源、母なる「海」について学ぶことでしょう、だからです。幼児期にとって海に関する身近な実体験・経験が必要なのです。幼児期にこそしっかりとした実体験を踏ませることが欠かせません。

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テーマは壮大になりましたが、子どもたちは石狩のシンボル石狩灯台や、風車、浜辺などをバスの中から眺望することが出来ました。沿岸の駐車場にバスを止め砂浜に陣取り、波打ち際まで打ち寄せる波のリズムに身を委ね、合わせながら、投げ出したり投げ出されたりじながら素足を地団駄しさらけだしては歓喜を挙げていました。子どもたちには、壮大な海原を享受できた一日ではなかったでしょうか。

2023-06-30

円山動物園遠足(年中)~お友達といろいろな動物を学びました!~

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決められた時間内に、全部見学するのは難しいことです。あわただしく通り一遍に見るだけではどの動物を見るのも中途半端になり子供たちの好奇心を満足させることはできません。本園は見学する範囲を決めて範囲以内の動物を時間をかけて観察するのが適切と考え教師間でよく話し合われ当日を迎えます。

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子どもたちは参観日で事前学習として月刊誌「ビックサイエンス」5月号でカバの共同壁画に取り組んできました。この経験が動物園見学に繋がりより臨場感となって大きな期待を膨らませていたようです。担任の先生から子どもたちの観察の姿や見学の様子を聞くにつけ関心の高さを感じました。特に、子どもたちは「カバ」に相当関心を寄せていたようです。

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「カバ」が餌を食べているところをタイミングよく観察することができた時は子どもたちの喜びは大変なものでした。実物体験の学びは子どもたちの心に深く残ることでしょう。動物園遠足のねらいである動物や生き物を間近で観察することを楽しみ、興味・関心を深めることができた一日ではなかったでしょうか

2023-06-28

年少教材 めざましあそび(野菜カード)~3歳児の形の認知能力とめざまし活動~

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自然環境に恵まれている当園は、自然に触れる体験活動の機会を多くとり入れて地域との交流を深めてきました。あそびを通して身体から学び取っていけるような幼児教育を心がけています。

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園外での農園づくりもその一つですが、ここでは栽培する実物、野菜づくりを通して「労作と感謝」を体験し、収穫した野菜を食することにねらいがありますが、室内での教育・保育活動に視点を移しますと、6月~7月のめざまし活動は幼稚園生活に慣れ親しみ、めざましあそびのシールの扱い方にも慣れ失敗を恐れることなく安心して課題に取り組み、自分の力で問題解決しようとする力もついてきて、それによって得られる達成感や満足感が味わえるようになってきました。

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今回のテーマ「えカードあそび」のねらいは野菜や果物など身近な食べ物について、それぞれの輪郭に対応する物を探し出す活動を通して、物の形に対する認知力を育むことにあります。ある担任の一考察によると「こどもたちが日頃よく目にしている野菜や果物だったので、同じものを見つけてカードを当てはめることができる子が多かった。数名似ているトマトとみかんを間違えていたが、同じ机の友達と見比べて気づくことができた。野菜と果物の違いについても気づくことができた。」と述べています。

2023-06-26

年長教材 めざましあそび(タングラム)~発達の理解の手段として~

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この教材は認知発達段階に則して考案されたものであり、子どもが教材と主体的に関わる中で気づきを促すと共に、保育者にとっても子どもの様子を見ながら理解することができます。テーマは「できるかな?」ねらいは、輪郭の形を見て、全体像を想像したり、大小さまざまな大きさの三角を組み合わせて全体像を創る遊びを通して図形概念を育てることにあります。

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また、いろいろな図形シルエットの中に三角カードをはめ込む遊びを通して、形態への感覚を養い、図形概念を育てることになります。今回の年長組の取り組みでは、大・中・小のサイズの三角パズルを組み合わせてシルエットの中にはめ込んでいくものでしたが、どの子も苦戦しながらも一生懸命考えて最後まで諦めずに取り組んだ姿が印象に残っています。

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子どもの論理的な思考への興味や関心を目覚めさせるという点で、知的発達の基礎作りに大いに貢献していると考えています。めざまし教材は幼稚園型認定こども園にとっては就学前の幼児教育課程に欠かせないものです。子どもたちが自らの驚きや興味に基づき主体的に環境に関わる活動を保育に取り入れることで、日々実践に取り組んでいます。

2023-06-22

ファミリーデー製作の取り組み(年長)

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5月、6月は「こどもの日」「母の日」「父の日」など、家族に関係のある行事は、子供に感謝する心を育てる同時に、家族のコミュニケーションをより深めることにもなります。母の日、父の日を通して子供たちがより、親を尊敬し、また親しみをもってほしいものです。

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今、子供たちは家族へ向けて飾り額の製作に取り組んでいます。家族に、喜んでもらえるプレゼントにするために、一生懸命考えながら作り上げています。額縁の装飾は紙粘土を使っています。紙粘土を固まりにして、自分の思いを自由自在に形に変えて、よく乾かしてから絵具で色をつけ、ニス・ボンドを塗って出来上がりです。

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この小物を装飾品として額縁の彩として完成させて出来上がりです。画は写真の代わりに子どもたちそれぞれがフリーハンドで家族を描画表現して完成品となり来週には家族へ届ける運びになります。プレゼントを持って帰る機会にご家族の仕事や役割について具体的な話し合が出来たら子供の成長に繋がることでしょう。

2023-06-20

年中教材「めざましあそび」の特徴と取り組み

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「めざましあそび」教材には子供たちに興味や関心を寄せる教具が沢山用意されています。おはじき、ルーレット、絵カードなどがありこれらを利用して遊ぶことになります。これらの教具を操作することによって考える楽しさ、喜び、探求心を育むことになります。

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また「めざましあそび」はお友達と関わりながら遊ぶ喜びに目覚める教材でもあります。年中組の6月の保育実践はテーマ:動物園を作ろうです。ねらいはさまざまなもののうち、共通の性質を持つ物同士を集めたり、いくつかの集合を作る遊びを通して、分類の思考力を育てることをねらいとしています。

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今年度は、6月末に動物園遠足を予定していることもあり、導入のひとつとして1人ひとりが動物の特性を考えたり想像を膨らませながら自由にシートに6種類の動物を貼り付けました。動物園遠足では、実際にどのように動物が分かれて生活しているかや檻の広さや特徴、その他の動物にも注目を向けながら知識を深めていきたいと思っています。

2023-06-14

今日から年少親子レク始まる!~みんな仲良く元気な学級づくり~

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年少初めての親子参観日は3日連続で分散で行います。年中・年長の親子参観はすでに6月上旬で終了しています。年少組が最後の締めとなります。この数年、アフターコロナ下での初めての取り組みとなるだけに、親子参観は、保護者には大きな期待を寄せていることでしょう。

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参観には保護者2名まで認められており、マスク装着は家族が判断してもらいます。親子参観は互いに交流を持ちながら楽しいひと時を過ごすことになります。進行は親子での自己紹介から始まり、相互交流を深めるため障害物ゲームやジャンケン列車という集団遊びで盛り上がります。レクを通して、親同士の相互交流と繋がりができるきっかけを作りたいと考えています。

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「大人が輝くほど子供は成長する」と言われるように親たちの温かい結びつきの強さを高める機会にして行きたいと考えております。子どたちにとって、より育ちやすい環境づくりが今必要な時期を迎えています。

2023-06-08

令和5年度、ことり教室まだ若干の空きがあります~どうぞ、親子で参加・入会をお待ちしております!~

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本園では親子プレスクールが始まりました。今からでも入会大丈夫です。2クラス(定員50名)保育者間で2歳児の発達について共通理解をもちながら、保育実践に踏み出しています。子どもの発達を重視して、その子なりの発達課題を抱えており多様な発達の道筋を丁寧に考え保育者・親子で取り組んでいきます。

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一般的に2歳児は歩行が一段と進み、走る、跳ぶなどの基本的な運動機能が伸び、体を自分の思うよに動かすことができるようになります。身体運動のコントロールもうまくなるのでリズミカルな運動や音楽に合わせて体を動かすことを、このむようになります。同時に指先の動きも急速に進歩します。

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発声・構音機能も急速に発達して、発声はより明瞭になり、語彙の増加もめざましく日常生活に必要な言葉もわかるようになり、自分のしたいことしてほしいことを言葉で表出出来るようになります。このように2歳児の一般的な発達特性のもとで親子プレースクールを進めています。

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今年度2回目の「ことり教室」の主な取り組み、1日目リンゴぐみは雨のためホールで開かれ、自由あそび(遊具、ボールなど遊べる空間を設置)絵本の題材「きんぎょがにげた」よりホール内に金魚を散らばして自分で見つけに行き、お持ち帰りのお土産としたことで大変こどもたちは喜んで参加していた。2日目ばななぐみはお天気に恵まれ園庭で、のびのびと遊具等で遊ぶことができました。

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あさの点呼からひよこ体操、シャボン玉飛ばそう、砂あそびなどをして過ごしました。ことり教室の今後の取り組みは、2歳児の欲求を満たす環境づくり、親子の出合いを大切に心地よい体験ができるようにして行きたいと考えています。(1回だけ体験保育希望の方はご相談ください、担当副園長)

2023-06-06

保護者保育参観~幼稚園型認定こども園ならではの親子体験~

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6月2日(金)、6月6日(火)両日、年中長3学級分散で保護者参観を開催しました。親子で一緒に活動できる場面も設定しながらの保育参観でした。年中は絵具を使ってダイナミックにカバの共同壁画を作ろう!をテーマに掲げて取り組みました。

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活動の内容は保育教材として使用している月刊誌「ビックサイエンス」4月号「カバ」について学び、絵具で実寸大のカバを製作するものでした。みんな素足になりながら楽しく製作に取り組ました。親の前だけにいつも以上の張り切りようです。保護者も目を見張ってわが子の活躍ぶりを見守っていたようです。

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年長は親子でパンを作ろう!をテーマに掲げました。活動内容は保育教材「自然」を利用して「パン」について学びました。親子でパンの発酵観察、パンの成形などについて学び、パンの膨らむ原理についても親子で学び合いました。自分たちでつくったパンは、出来上がるのに時間が掛るため後ほど子供たちだけで食べることにして、別に、親子でサンドイッチづくりを行い、試食して親子皆で楽しい時間を過ごすことができました。

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保育参観は、幼稚園生活の一端を見ていただき、一緒に活動できる場面もありましが、日々の生活の中でも子供たちは多くのことを学び、生活していく知恵をたくさん身に付けていることを理解していただけたことと思います。

2023-06-02

年少教材「めざましあそび」の取り組み~あそびながら知的発達の基礎づくり~

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本園が長年幼児教育の推進に取り組んできた教育実践「めざましあそび」は1970年代に教育学として体系化された教育理論から構成されています。この教育学の特徴は子どもが体験活動を通して、身近な自然環境、社会環境および自分自身に眼を開き、文化・芸術である美術・音楽・演劇などの表現活動を通して、知性、感性を研ぎ澄ましていくような総合的な教育活動です。

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この教材では、子どたちが生活の中で」経験した興味や驚きに基づいて、集団で教育課題を設定し、主体的に環境に関わりながら、協力して問題を解決していく体験活動、「めざましあそび」が展開されています。この「めざましあそび」では分類・順序づけ・対応などの論理操作や数量などへの感覚がごく自然に養われていくような配慮が特に加えられています。

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子供たちの論理的思考への興味や関心を目覚めさせるという点で、この教材は子どもたちの知的発達の基礎づくりに貢献していると言えます。6月1日、年少組取り組みの実践例の一つは、テーマ ともだちができちゃた  ねらい  身近な動物を感じ、めざまし遊びを楽しむ  子どもの姿・活動(担任のコメント)見たことのある動物をしっかり答えていて特徴を話していて楽しそうに過ごしている。

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「牛さん出てくるのは牛乳だね」や「にわとりさんからは何が出てくる」の質問に「たまご!」と上手に答える子もいた。これから伸び行く子供たちの姿があった。導入のホワイトボードあそびのスタイルにも入り込めるようで、椅子に座って話を聞く、聞こうとする持続力も少しずつ長くなっていくことでしょう。

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また、保育者の問いかけに元気な反応も返っていました。めざましあそびは保育者にとって、こども理解を深める機会ともなり、一人一人の性格や特性がつかめることが、今後の保育に、生かすしていくことができることでしょう。

2023-05-30

5月のお誕生会はシンプルにそして感謝の心を!

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本園でのお誕生会は今年度から大きく改善し次の様な取り組となって来ました。ウイズコロナからアフターコロナの環境変化がもたらした要因かもしれません。運営と指導は全1号と全2号の担当教諭がペアを組みチームプレーで園児の指導に当たります。

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5月の誕生日を迎える子は18名です。3名の休みの子は来月に回ります。全学年の集いお祝い会はホールで出来るだけシンプルに開催します。拍手で迎え誕生児入場、ステージ着席、自己紹介、副園長のお話、お誕生日の歌、わくわくダンス(アトラクション)披露※飾り付けは子ども自身 、誕生児退場(全員の拍手中を)、各クラスで楽しみ学級誕生会を行う(誕生カードを担任から直接授与)ことで進みます。

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今回の誕生会の運営について担当の2年目教師からこんなコメントを頂いています。初のお誕生会の担当で不安な点も沢山あり他の教師からの援助もあって、子供たちが楽しく踊ることができ、見ている子も参加ができる会を作ることができました。5月に入ってインフルや風邪 等で集まり練習できる機会が少なく練習ができなかったにもかかわらず、それでも緊張しながらも笑顔で頑張る姿が沢山見られ嬉しい思いであった。と感想を漏らしています。

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本園の誕生会の指導のポイントは自分がこの世の中に生まれてきたことを喜んでくれる人がいる。そのことを子ども達に実感してもらいたいことと同時に、子ども達には、自分に命を与え一生懸命に育ててくれる人がいることを知らせたいものです。お誕生会、お誕生日にはたくさんの仲間と喜び合い、感謝の心を育んでいきたいと願っています。

2023-05-25

表現する教育・保育を高める学級づくり~造形活動を進めるねらい~

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幼稚園型認定こども園の保育室は子どもたちの表現活動の場であり生活の場でもあります。そして教師(保育者)の実践の場でもあります。保育室は子どもたちにとって単なる部屋ではなく、そこで仲間と関わり合い、学び合い、育ちあう場です。

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本園は2歳児の幼児教育から出発して表現活動も一領域として造形活動を重視して行きます。現在造形活動として壁面製作に取り組んでいます。出来上がった作品は保育室の後方全面壁に掲示されています。年少は「カレーライス製作」年中は『イチゴ製作、年長は「ちょうちょ製作」となっています。年少のテーマ はさみ「1回切り」年中テーマ「はじき絵」年長「にじみ絵」であります。

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表現は人と人とのコミュニケーションの基盤を作る点で重要です。自他の違いを表現できることが共感を生みだすことに通じます。多様性を受容し自己肯定感を育む表現する学級づくりが求められています。

2023-05-17

ことり教室(親子プレスクール)始まる!、まだ空きがあります。!~満3歳児幼児教育(最年少組)への取り組み~

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ことり教室(2歳児親子教室)は2クラス制、3人担任で2学期制の取り組となります。満3歳児になると、最年少組(もも組)へ入園できます。親子プレスクールのねらいは親子の関係作りと子供たちの社会性の発達を促し一人一人の個性や発達段階に対応する環境づくりに取組んで行きます。

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また、親同士の繋がりも大切にしてゆきます。2歳児は運動機能や手先の動き、言葉の発達が急速に進んでいく時期です。本園では、子供の成長を集団で促す環境の中で保育者は親、子供たちと信頼関係をつくり、子どもたちのしたいこと、できることを引き出す機会を作ります。

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家庭では援助できないところ支えて行きたいと考えて行きます。そして、早くから先生やお友達とふれあい、社会性の発達を促して行く機会を作ります。これは、幼児教育の役割であり子供たちの「自立」と「依存」を受け止め、個別対応してゆく中で育まれる”伸びる力”を見守って行きます。

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子供たちは”自立”と依存を繰り返しながら成長し満3歳児幼児教育へと繋がって行くのです。家庭の中だけでは援助しにくいところを、どのように支えるかが2歳児教育のポイントとなります。どうぞ関心のある方はまだ定員に若干の空きがございますので早めにお問い合わせください。

2023-05-12

園外保育で体力づくり~パワフル育て!~

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子どもたちは園外保育が大好きです。そして歩くことが大好きです。学年ごとに体力に合わせて近郊の公園まで集団歩行で出掛けました。今学期、初めての体力づくと公園遊びを楽しみました。年長は安春公園、年中は第一公園、年少は桜公園、隣接の神社まで歩きました。

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最初は園外に出るという解放感から始まり回を重ねるごとに歩くことの楽しさを感じとっていくことでしょう。身体を動かすことを苦にしない体力づくりが大きな狙いです。そして全学年の健康づくり増進でもあります。歩くことは外の空気にふれ、足を使うことは、子どもたちが本来持っている、活動的で活発な気持ちを呼び起こすことに繋がります。

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外にどんどん連れ出して脳の活性化を計りながら、公園遊びで自分を深めるような喜びと仲間づくりを体験させたいと考えています。少し遠くに出掛けたため年長組は帰り生憎雨に出遭い園バスが迎えに来てくれることになりました。どの学年も身体をのびのびと動かして外遊びを楽しむことができました。

2023-05-09

ようこそ幼稚園へ~第1回ぴよぴよ広場オープン!~

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ここは、幼稚園型認定こども園新琴似幼稚園です。子供たちをだれよりも大切にし、子どもの幸せを心から願っている人たちの集まりの広場です。令和5年度第1回地域開放事業「ぴよぴよ広場」が園庭を開放して行われました。

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10時から1時間程度親子で遊び、先生の紙芝居、園内見学などもあり1歳児~満3歳児を中心に27名の親子が集いました。砂場や組み立て小屋、多目的な遊具で思い思いに親子で楽しんでいました。どの子も満面の笑顔で遊具にチャレンジ、嬉しさを身体いっぱいに感じながら遊具にチャレンジしている姿があちらこちらで見られました。

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合同保育(教育+保育)を実践する本園は幼稚園型として幼児教育に力点を置いた先進的な実践を進めています。ここでの合同保育は非常に高い学問的な研究と深い哲学的思索に支えられています。幼稚園型は、それをわかりやすく組み立て直し、実践に結び付けているのです。

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人間の一生を担うべき基礎をかたちづくるための活動が日々積み重ねられています。本園の合同保育の教育理念は{生きる力」「考える力」の基礎を育成することにあります。(案内リフレット配布中:参照)

2023-05-08

ジャガイモ・大根の菜園づくり(年中・年長)~仲良し農園へバスで出掛ける!

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自園の仲良し農園で菜園づくりが始まりました。今年度初めてのジャガイモ・大根の栽培活動です。栽培活動の良さは子供たちの気持ちの中に育てることの楽しさと、育つことへの期待感が生まれることだと思います。

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ジャガイモ・大根は子供たちにとって身近で魅力的な野菜であり鑑賞植物でもあります。水と肥料は職員がやりますが、成長と花の観賞・収穫は子供たちが行います。園外活動の取り組の一つであり、成長していく楽しみがあると同時に、栽培活動の最大の楽しみは、なんといっても収穫したものを食べたり、調理したりすることができるという点でしょう。

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園ではこのように食育指導に長年取り組んできました。毎年農園にはミニトマト、枝豆、などを植え付けし収穫し全員で食しています。栽培活動の何よりのねらいは、好き嫌いをいう子がいなくなることが願いです。「自分が関わった」という気持ちがあるせいか、野菜を食べることができるようになった多くの子供たちの声が毎年報告されています。

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家庭から「好き嫌いをしなくなった」という声が報告されると、本当にうれしくなります。絶対に食べなかった野菜を、おいしそうに食べる姿を見て、栽培活動の教育的な効果と影響を与えるものと考えています。

2023-04-25

昼休みの園庭遊びが大盛況~砂場がオープン!解放されました~

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天気が回復し久しぶりの青空の下で園庭遊びが大盛況となりました。砂場が今日からオープン。砂場の新砂が充填され、子供たちは無我夢中で砂場遊びに喜びました。子供たちは砂遊びが大好きです。いつの時代も変わりません。

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山をつくり、トンネルが掘られ、道路が走り、時には川を作りバケツに水を汲んでは水を流すこともします。容器で型どられた砂の固まり。大好きなプリンやケーキ、手のひらや腕には、払っても払っても落ちない砂粒がくっついていることもあります。園庭遊びの中で砂場と子供の関係について優れた知見と砂場の大切さを私たちに教えてくれる実践があります。

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皆様もご存じかもしれませんが、ロバート・フルガムのエッセイ集「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」という著書を手にしたことがあるかもしれません。ここでは、数々の子供の遊び場づくりを手掛けてきた仙田満氏「こどもとあそび」の中で、<砂場>について言及しているところがあります。

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そこでは、砂場に匹敵する遊具はいまだに作ることができていないと述べているところです。確かに<砂場>で夢中になって遊んでいる子供の姿を見るならば、謙遜や誇張ばかりでなく真実を突いているように思われます。砂場はそれほどに子供の心をとらえ、こどもの遊びを発展させる遊びなのでしょう。

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今の子供たちは砂遊びを思う存分することができない環境にあります。だからせめて幼稚園の場で体験、経験を沢山させたいと考えています。子供の砂場遊びを長年研究してきた石井光恵氏(論文の一考察)は「砂場は自然そのままではなく、人間の手が加えられた文化空間」「違和感を感じさせないまでに、我々の生活に定着している砂場は、ひとつの文化であろう」 テラスから園庭の全景が望まれます。

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様々な場所で子供たちは思い思いに遊びを楽しんでいます。子供はこどもなりに、遊びのなかで本当にいろいろなことを学んでいることでしょう。

2023-04-21

新緑の季節の下で、じっくりと子供たちの指導に当たります!

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年少のこどもたちは少しづつ園生活に慣れて、大分、家庭とは異なる楽しさを見つけ始め、遊びが広がってきたようです。戸外での遊びはこれからですが、園内・保育室・ホールなどでは、新しい対象に向かって次々と興味を示しています。

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年少は個別的な指導を進めています。まず基本的な指導は「のり」の使い方と操作活動、これから始まる「はさみ」活動です。じっくりとした指導が大切となっていす。

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友達関係が広がる、年中・年長の子供たちは2,3名の遊びから4、5名のグループ遊び出来るようになってきました。教師の働きかけによって、クラス全体では、集団遊びや、青虫製作、こいのぼり、兜製作指導の取り組が進められています。

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今日から平常保育が始まりました。年少さんは初めての学級でのお弁当の時間を大変楽しみにしておりました。せっかく園生活に慣れたらと思ったら、再来週から連休です。園では一人一人が、どんな遊びが好きか、どんな遊び方をしているかなどを一緒に遊びながら遊びの意欲を高める環境づくりにも心がけて行きたいと思います。

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個人差にも気を配りながら、焦らずじっくりと取り組んで行きます。もうすぐ5月5日、こどもの日がきます、こいのぼりの「こい」はとっても元気な魚です。子供たちが「こい」のように元気で育つように願う私たちです。

2023-04-19

幼稚園生活が始まりました!仲良く一緒に遊ぼうね!

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年少組さんは慣らし保育期間が20日で終了です。園生活にも少しづつ慣れ、自分から好きな遊びを見つけて取り組むようになってきました。保育時間では園内探検をしていろいろな場所に何があるか、これからの園生活に期待感を持たせる取り組みを進めています。

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1階の事務室、図書コーナーや2階の職員室、園長室、ロビーで飼育している熱帯魚、亀、ザリガニ、などを訪ねています。一方、園庭の遊具が整備され安全が確かめられましたので、早速、年少組さんにとっては初めての解放された園庭遊びです。遊具で遊ぶ楽しさを感じながら仲間との関係作りが一歩一歩進んでいます。

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園庭には大きな鯉のぼりが建てられています。園内には五月人形が飾られています。もうすぐ「こどもの日」です。年中組では「鯉のぼり」製作に取り組んでいます。

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園では創設から園庭に「鯉のぼり」を立ててきました。これは、みんなが大きくたくましく育ちますようにと願いを込めて飾ってきたのです。子供たちの成長をお祝いする日が近づいています。

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「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに母に感謝する日」として1948年(昭和23年に国民の祝日として5月5日「こどもの日」として制定されてます。ネットワークづくりR5年度PTA活動(総会)も始まりました。新役員構成も承認されました。~母親交流の場を幼稚園で!~

2023-04-10

2023年度(第58回)入園式挙行!~ふれあいを大切に!~

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4月10日(月)午前10時より第58回入園式が行われました。新入園児を迎え幼稚園生活がいよいよ新しいスタートを切りました。

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新しい環境は新入園児に戸惑いを感じさせる不安もありますが、これから園生活に慣れてもらうためにも先生たちは万全の態勢で臨む準備を進めてきました。3年振りの新3クラス合同の入園式となり、式場は賑やかな明るい雰囲気の中で保護者2名までの参加で進められました。

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式場に全員が集まるまで先生と一緒に歌や手遊びをして過ごしました。式次第に沿って副園長あいさつ、理事長・園長紹介、主幹・主任紹介、他職員紹介、小学校等からの祝電、アプリ連絡の説明(事務主幹)、年少新担任からの歌のプレゼント等でで終了致しました。

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式後園長・副園長入れての新クラス記念写真を撮りました。新担任の先生は自己紹介の中で「楽しい明るいクラスになるようしっかり見つめた保育をしたい」「皆様の大切なお子様方を確かにお預かりいたしました。育っていく子どもたちに負けないように、私なりに一生懸命に努力したいと思います」「初めての担任で張り切っております。元気に子ども達と過ごしていきたいと思いますので皆様のご協力とご支援をお願いします。」など自己紹介を兼ねて決意表明がなされました。

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式後親子で記念写真を撮る状景に出合い入園式は保護者にとって社会に送り出す記念すべき日となりました。「この園に選んでよかった」と思えるよう、私たちも意を新たにした入園式でした。

2023-04-07

2023始業式と学級開き!~これから楽しいことがいっぱいの1学期~

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新年度<2023年度)の始業式を迎えました。どの子も、お兄さん、お姉さんになったという喜びが伝わってきます。

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園長室には進級した喜びにあふれた子供たちがやってきて元気でいたこと、春休みの楽しかったこと、新しい学級やお友達の事等を嬉しそうに話しにやってきます。

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新年中・新年長一同に会し始業式では「朝の歌」を歌い園長先生のお話と新担任の自己紹介と諸先生の自己紹介がありました。式の終わった後には、各々の学級で「学級開き」が行われ担任の先生の学級づくりが始まりました。どの学級からもにぎやかな笑い声や歓声が伝わってきます。

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先生も明るく、優しく言葉かけをし子どもたちの気持ちをリラックスさせて保育にあたっています。集団ゲーム遊び、歌遊びなど楽しい仲間づくりに取り組んでいました。新しい仲間と新しい先生の組織作りが始まりました。子ども達はこれからの幼稚園生活に大きな期待感を持って楽しく過ごす学級開きでした。

2023-04-05

進級おめでとうございます!新年度(2023年度)がスタートしました!

認定こども園 新琴似幼稚園園長 須藤勝麿
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今年の冬は例年に無く暖冬で春が一足早くやって来たように感じます。園庭にはわずかな残雪があり、間もなく姿を消して子どもたちの賑わいのあそび場に変わろうとしています。私たちの生活様式も少しづつ元に戻る気配を感じます。

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さて、令和5年度(2023年度)は4月1日より預かり保育がスタートしております。始業式は7日、入園式は10日となっております。新しい学年が始まります。すでに発表になってる新しい学級とおともだちと担任の先生、いろいろな期待と不安をおもちのこととおもいます。

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子ども達は大人が考えるよりもはるかにたくましく、順応性をもっています。先生方と力を合わせて成長を見守りましょう。進級児は、お兄さん、お姉さんになったことで、新しいお友達と、楽しく遊んでくれることでしょう。

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園ではウイズコロナ生活からアフターコロナの生活に入りました。園での行動指針も転換しています。換気、清掃、マスクの着用等についてはすでに国の緩和策を通知しております。ご理解、ご協力をお願いいたします。最後になりますが、本園の教育・保育理念「幼児期の発達保障と全人格教育・保育の育成」を平易な言葉で申し上げますと、「一人一人の多様な幸せと社会全体の幸せの実現」を目指すことにあります。

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今年度も子ども達のために、幼稚園教育は、園、家庭、地域とが、手を携えて進んでいかなくては効果が上がりません。どうぞよろしくご協力、ご支援くださいますよう、お願い致します。

2023-03-30

みんなで楽しめた共同画の取り組み~預かり保育の子どもたち~

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3月の預かり保育も後1日、卒園児(元年長)も園で暮らせるのも明日で御終いです。異年齢の子ども達は共同画に取り組むことになりました。最年少、年少、年中、卒園児合わせて29名の子ども達の実践です。

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共同画は、お友達と相談したり、教わったり、イメージを考えたり、分担や工夫を凝らしたりしながら一つ、二つの絵を完成させていく活動です。異年齢であるがゆえにいろいろな学び合いがあります。それぞれの年齢に応じた色彩感覚で楽しみます。

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白いキャンパスに好きなものを思い思いに描く喜びが伝わってきます。自分の好きな色を自由自在に塗り染めたり、みんなで描く喜びを味わっているようです。成長の記録として手形でちょうちょを描き、自分の好きな色で仕上げています。

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出来上がった絵はとてもダイナミックで、にぎやかにおしゃべりしながら描いている子どもたちの声が聞こえて来そうな共同画です。玄関に飾るのが大変なぐらいに大きく出来上がった作品に「みんなでつくったよねー」と大満足です。

2023-03-28

2023年3月 第2弾! 学年最後の預かり保育~下水道科学館見学(年中)~

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卒園児(年長)3月23日(木)に次いで28日(火)年中19名は下水道科学館へバス見学に行ってきました。普段は見ることが出来ない下水道の世界や下水道に関わるお仕事について体験しながら学べる展示などを観察してきました。

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本園では春、夏、冬の預かり保育期間中にバスを利用して子どもたちにメリハリのある預かり保育を心掛けている。特にバスを利用して地域の文化・科学分野などの資源を見学・観察して子ども達の探求心・想像力を高める機会にしたいと、楽しく過ごせる時間を保障しようと進めている。

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令和4年度もあと数日進級を楽しみにしている預かりの子ども達です。


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