R7年度入園をお考えの方へ(2歳児)

R7年度入園をお考えの方へ(満3歳児・年少)

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2025-12-19

学年別餅つき大会~ぺったん!ペッタン!みんなの幸せを願って~

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本園では伝統行事として、毎年年末になると学年別の餅つき大会を行ってきました。園全体で盛り上がる伝統行事です。そして保護者の方にもボランティアとして任意に参加協力して頂いております。近頃のお父さん、お母さんはどちらかというと餅つきの経験のない方が多いだけに、この機会に子ども達といっしょに楽しく行事に参加して頂いております。

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餅つきは日本の伝統行事だけに今後も大事にして行きたい園行事の一つです。近頃は、電気餅つき機で使用するご家庭も多く見られておりましたが、コロナ禍後、餅つきをする家庭がめっきり少なくなっている傾向にあるのではと危惧しているところです。それだけに園での餅つき大会は貴重な伝統行事となっています。

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もちは望(のぞみ)を意味するという説を含んでおり、子ども達の未来に希望を託す意味があります。餅つきの米はもちにして食用にする日本人の知恵を学び、その出来上がるまでの過程を子ども達にしっかり知らせ、さらに体験してもらうこと、道具としてウスとキネを使って餅つきを行うこと等、実体験をしてもらう時間となっています。

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できあがったもちは、丸めたり、しょう油やきなこ、あんこをつけて食べたりして過ごしました。子ども達は、もりもり食べて冬の寒さに負けない、風邪もひかない丈夫な子になってお正月を迎えてほしいと願いながら、また3学期には大きな「望み」を備える餅つき大会になっていたようです。元気で大きな掛け声がホールいっぱいに高く響き渡っていました。1年の締めくくりとなる学年別餅つき大会でした。

2025-12-18

年長園外保育~冬季の動物の暮らしを観察する!~

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年長組は音楽発表会後に楽しみにしていた動物園遠足は、天候の不順や熊の出没で休園となっていましたが、半ば諦めていたところ動物園周囲の環境改善があり開園となったため、天候の回復を見計らって実施することになりました。子ども達は大変楽しみにしていた園外保育だけに大きな喜びとなり、強く心に残る体験活動となりました。

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行きは地下鉄でグループ行動を取り、それぞれのグループには先生が引率して行きました。札幌の地下鉄交通網を学び、乗車体験、ルール体験、集団行動など、年長児としての社会的規範を学ぶ機会となりました。動物園での子ども達は、たくさんの動物の暮らしぶりを観察してきました。

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帰園後、何人かの子ども達に話しかけると、どの子も動物園での動物の挙動に強い印象を心に残しながら帰園しています。決められた時間内に動物園を全部見学することは難しいことですが、そんな中でも子ども達は好奇心をもって、通り一遍に見るだけでなく、自分なりに時間をとってしっかり観察していました。どんな動物を見たか、どんな動物が好きか、どんな動物が印象に残ったかなどを聞く中で、大きい動物や、ちょこちょこ動き回る動物を好む傾向があるように感じました。

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冬の園外保育、しかも交通機関を使って歩く動物園見学と動物の暮らしを学ぶ体験は、そう簡単に経験できるものではありません。冷たい外気に触れ、足を使うことが、子ども達が本来もっている活動的で活発な気持ちを呼び起こします。今回の園外保育「動物園見学」は、自分を深めるような喜びを体験するために、身体を動かすことを苦にしない体力づくりが重要なポイントでもありました。

2025-12-11

子ども達の創造性を如何に育むか?!

~2歳児保育と3歳児保育の保育実践から考える~

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今、幼児教育に求められているものは何か、また今後の幼児教育のあるべき姿はと問われれば、それは子ども達の創造性を如何に育むかが、これまで以上に大切になって来るのではないでしょうか。ここ十数年、とりわけコロナ禍後、私たちの暮らしは劇的に変化し、デジタル空間は単なる情報探索の場にとどまらず、人と人との交流やコミュニティ形成の主要な舞台となっています。今や多くの人が、一日の大半をオンラインで過ごしています。

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この様な社会の激変の中で幼児教育はどう進めていったらよいのでしょうか。日々保育実践の中で深く考えさせられる場面があります。AI(人工知能)がどんどん発達していく時代に、これまでの知識をいかに活用していくかということよりも、新しいことをいかに創れるかということが大切になってきています。

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このような時代的状況を察知して2018年に新しい幼稚園教育要領が施行され、教育水準の確保、教育活動のさらなる充実、特に強調されたことは「育みたい資質・能力(3つの柱)」です。これは、幼・小・中・高を通して伸びて行くもので、子どもの自発的な活動である遊びや生活の中で感性を働かせて良さや美しさを感じ取ったり、不思議さに気付いたり、できるようになったことを使いながら試したり、いろいろな方法を工夫したりすることを通して育まれるとしています。

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実際、小学校の学習指導要領では「アクティブ・ラーニング」「創り出せる力」が重視されていますので、幼児教育を進める上で「創造性」を育むことを念頭に置くことが必要となっています。結論から言いますと、私たち教師(保育者)関係者は子どもと一緒に楽しいことを発見できる先生(保育者)になってほしいとの期待感があります。そして幼児期の子ども達には「楽しみ」を見つけていく力に繋げる能力を育むことが、今後の幼児教育にとって大事となってくると考えています。


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Last-modified: 2024-12-03 (火) 00:03:50 (383d)