2025-05-01
2025-05-01
5月の砂遊び~砂場開きと子どもたち~

園庭では青空に鯉のぼりが風になびき、遠方にはまだ残雪を残す手稲山が見えます。山頂の放送塔が白く光輝いて見えます。やっと園庭が全面開放され子どもたちは思い思いに砂場遊びが出来るようになりました。2歳児には発達に見合った専用の小さな砂場が中庭に設置されていて、ここで遊びます。長年子どもたちの砂場遊びを観察して思うことは年齢の低い子どもでも、長時間集中して遊ぶことが出来ることです。

また、年長児になれば仲間とも協力し合って砂場いっぱいに大がかりな遊びを工夫して遊ぶことが出来るようになります。日頃つながりのない子どもが砂場での遊びをきっかけに仲間関係が良好になっていく話も聞きます。砂場遊びは子どもたちの心を引きつけるものがあります。園庭にはブランコ、滑り台、雲梯、クライミング、プレジム、棒滑り、鉄棒などたくさんの遊具が供えられていますが、砂場の園庭遊びの中で砂場は他の遊具より優れている面があるような気がしています。

砂場で夢中になって遊んでいる園児を見るならば、砂場がいかに子どもの心をとらえ、子どもの遊びを発展させてくれる遊びの砂場と考えることが出来ます。砂場はこどもたちに創造性を培う場であり自主性を育てる場でもあるように感じています。これからも砂場あそびを重視して見たいと思っています。