2025-09-01
2025-09-01
プール体験保育から大きく成長につながる運動会へ!

本園のプール体験保育はプールの中に入ってのあそびで、陸上のあそびとは異なり、水の抵抗・水圧・水温・浮力といろいろな条件が加わる環境の中でした。プールの中での保育であるだけに安全を第1に配慮しながら、教師の配置にも考慮しています。年長の子どもたちは2年間で8回のイトマンプール体験をしたことになります。

1学期の運動あそびの一つ、プール体験保育は最終回を終えて、9月の運動あそび、大きな園行事としての運動会に繋がりとなります。分散型学年別で行い保護者をはじめ、多くの祖父母も参観され、園庭もいっぱいに使われる、のびのびと活動する子どもたちの様子を間近に見られ、賑やかな運動会となることでしょう。2年間の積み重ねの体験活動であり、9月の運動会を重ねると子どもたちの健康づくりと生きる力に少しでも寄与していくのではないでしょうか。ここで最初のプール体験保育は2013年(平成25年)年長夏季プール保育の導入から開始されて今日に至っています。

今改めて幼稚園教育課程(幼児教育)の中で「運動あそび」は注目され始めています。幼児期の教育・保育のなかで重要視されべき事柄です。本園では今日的な重要課題として捉え、実践の積み重ねをしてるところです。乳幼児期は生活の中で身体を動かしながら、心身の発育を促していくことが大切です。運動あそびの中で活発に身体を動かすことに重点をおいた体験活動が必要としているのです。このように本園でいろいろな運動あそびが可能となったのは、環境条件が整い認定こども園幼稚園に移行できたところにあります。

広い園庭とホールが確保されていること、適切な教員の配置、地域の社会資源が整備されてきたこと、公園遊具の規模の充実、民間業者の協力と連携などができたことにあります。走る、跳ぶ、投げる、転がす、泳ぐなどの全身運動を伴うあそびや、運動遊具・固定遊具などを使用して遊ぶことが出来るようになったからです。

9月は運動あそびの最大行事「運動会」です。子どもの成長を身近に感じることが出来る総合保育活動であり、次の成長に繋がる行事でもあります。日頃の保育の延長が運動会に繋がるよう、日々の取り組みに工夫をしながら、準備や練習で飽きさせないように、また疲れてしまわないよう取り組んでいる最中です。子どもたちの頑張りに期待してください。