2026-02-04
2026-02-04
季節の区切り2・3「節分」を迎えて
~豆まきと鬼の面製作~

1月後半から2月にかけて、各学年は「豆まき」を楽しみに鬼の面製作に取り組んで来ました。各学年では想像上の生き物である鬼について絵本を読んだり、先生たちのお話しを聞きながら、子どもたちは自由にイメージを膨らませ、テーマに沿った製作づくりに打ち込んでいました。節分を迎えた日は生憎、札幌は大雪で自由登園となり、登園できなかった園児には後日にもう一度行うことで、予定通り実施することになりました。朝の全体集会では、各学年の代表の子から製作したお面を紹介してもらい、どういうところを工夫して作り上げたのかを発表してもらいました。また、先生からもお話を付け加えてもらいました。この集会でお面製作発表会を開くことで、「豆まき」のムードが一段と盛り上がることになりました。

集会の冒頭で担当の先生は、子ども達の前で「豆まき」の意味を優しく丁寧に紙芝居で聞かせています。子どもたちは皆、真剣に耳を傾けていました。これから「豆まき」をして鬼を退治することの意味を、少しは理解してくれたのではないでしょうか。子どもたちの心の中に住みついている悪い鬼(いじわる、弱虫、いたずら、いじめ、すぐ怒る、お野菜好き嫌い、すぐ泣く、けんかばかりする等)がいることを伝えながら、その隠れている鬼を追い出すこと、また園内外に住み着いている悪い鬼を追い払うことで「豆まき」の意味の一つを学びます。一方で「鬼は外、福は内」の「福」を内に招くことで、心の優しい鬼の存在も知らせています。福の神様がみんなの前に現れると、子ども達は見守ってくれる安心感に包まれ、ほっとした表情を見せています。福の神様に頭を撫でられ、幸せそうに涙を止める子もいました。

今回の「豆まき」の様子を少しお伝えすると、園舎内は一瞬静まり返り、各クラスでは鬼の到来を固唾をのんで待ち構える子ども達の姿がありました。園内には静かで厳かな曲が流れ、凛とした空気が漂い始めます。その中を2組の鬼集団(バス職員)が1階と2階に分かれて各クラスに現れて行きました。鬼に向かって豆(新聞紙やニューカラを丸めたもの)を投げながら、力いっぱいに「鬼は外、福は内!」と叫ぶ子ども達。泣き声や貰い泣きも聞こえてきましたが、子どもたちは果敢に鬼に立ち向かっていました。(鬼役の職員は子どもの様子を見ながら、怖がらせ過ぎないよう配慮しています。)この経験は、子どもたちの成長過程において貴重な体験となります。心の中に住む悪い鬼を追い出し、良い鬼(良い心)を育てていくことの大切さを伝える機会となりました。伝統行事「豆まき」の真の意味とねらいを、これからも丁寧に伝えて行きたいと思います。
備考:豆まき用の豆は新聞紙またはニューカラを丸めたものを使用。終了後の福豆は、もも組はボーロ、他学年はこつぶつこ(元気なおやつ)を提供しています。













