2017-03-21

第51回卒園式を終えて

~これからも地域の砦として~ 新琴似幼稚園 園長 須藤 勝麿

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 第51回卒園式が3月16日(木)午前10時よりご来賓、関係者の参列のもとで挙行され、年長児86名が無事卒園できました。

 大きな夢と希望を膨らませて園を後にしました。園生活の締めくくりである卒園式は、園にとって子どもたちが、新しい門出の祝を実感し、先生や友達との思い出を大切に抱きながら、自分の成長に気づく相応しい機会となりました。

 この機会に、地域の関係者、保護者の方々には、子どもたちの巣立ちに多大なご支援を頂きましたこと、心から厚く感謝を申し上げます。

 本園は地域に根ざす幼稚園型認定こども園となって、初めての園児を卒園させることになりした。この1年間、認定こども園として手探りの園運営を進めてまいりました。

 新制度の下で、幼稚園に保育機能を一体的に持たせることはそう簡単な事柄ではありません。教育と保育を一体的に営むことの難しさを実感する初年度でありました。と同時に、明るい展望も切り拓かれて行けそうだという大きな自信、期待も寄せることが出来ました。

 しかし、これから克服していかなければならない諸題もたくさん見え隠れしているところです。大変気配りと根気を必要とする教育・保育実践となって行きますが、従来とは異なるより多くのメリットがあることを実感すると同時に、在園するすべての子供たちにとっての最善の利益は何かを今後さらに追求し、より良い保育環境づくりに全力で取り組む決意です。

 園は卒園式を終えると在園児の修了式となります。新年度のクラス編成そして入園式を迎え新入園児を迎え入れます。

 入園当初はまだあどけなさが残り、所かまわず遊びだす子、不安の色が隠せなかった子、お話が聞けなかったり、泣き叫んだり、おもらしはするわびしょびしょになるわ、目を離すとどこに行くか等・・養護の保育、設定保育、預かり保育、特別支援保育、短時間保育、長時間保育、午睡、などなど4月、5月は総動員しての保育に取り組む毎日となることでしょう。

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 戦場のようなあわただしさで保育者を困らせることもあることでしょう。しかし数か月もすると嘘のように思われるほど、明るく元気で逞しく成長するこどもたちです。ここに教育・保育の意義を感じます。子どもの育ちの可能性を楽しみながらそして健やかに成長していく子どもたちの未来を見つめながら、今日の卒園式の子どもたちのようにようにめでたく卒園されて行くのです。

 本園の教育・保育は子ども達に豊かな環境を保障してあげ、子どもたちが環境との出会いの中で、驚いたり、感動したり、発見したり、考えたり、自らの興味や関心や要求の質を高めたりしながら、人間として一番大切な生きる力、考える力を身につけられるように保育を進めて参りました。

 卒園式を終えて卒園児の姿を見る限り、間違っていなかったことを確信しています。

 これからも地域の砦として、地域に開かれ、地域に根ざした魅力ある認定こども園新琴似幼稚園として在り続けたいと思っておりますので、今後共ご支援くださいますようよろしくお願い申し上げます。

2017-03-07

3月のお誕生会~やっとお誕生日が来たね~

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やっとお誕生日を迎える、3月うまれのこどもたちにとって、ずっと、ずっと待っていた日がやって来ました。今までお友だちの誕生日を見ていて「やっと自分の番になった」という気持ちが人一倍強く感じられます。どの子も満面笑顔いっぱいにホールに登場し、全園児、保護者に沢山の拍手で迎えられました。

ステージでは一人ひとり元気よく堂々と自己紹介をしてくれました。全員で誕生日の歌を歌い、お返しに誕生児は用意したアトラクションダンスを披露してくれ全体会を終えました。園によってお誕生会の持ち方は様々でしょうが、本園の誕生会は保護者を招待して全員でお祝いします。

認定こども園ということもありますので、保護者を招待する場合には、仕事の都合などで保護者が来られない場合には園児に対するフォローも配慮して取り組みます。

お誕生会は基本的に「子ども一人ひとりの成長を祝う」という気持ちを大切に、自分を生んでくれた父母への感謝、支えてくれた家族(祖父母・兄弟など)への感謝の気持ち、生命の尊さを伝えることがねらいとなります。4月から順番に始まった誕生会は今日が一番最後になってしまいました。

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年長さんは4月から小学校に入学すること、年少年中さんは進級することに大きな期待を膨らませています。クラス誕生会では保護者から誕生児の生まれてから今日までの様子をお話しして頂いたり、またいつものように、お誕生児へのインタビュなどもあります。みんなでゲームをしたり、誕生児のお父さん、お母さんを交えての学級対抗ドッチボール大会、全員で歌を歌ったり、保護者を交えてのお食事会、仲間も入れての親子・先生との記念写真撮影など半日を楽しく過ごしていました。

この日の誕生会は親子にとって思い出に残る一ページとなったことでしょう。

2017-03-01

ひなまつりをお祝いしょう!

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 3月3日は何の日か知っていますかと子どもたちに聞くと「は~い!ひなまつり」「桃の節句」すぐ答えが返ってきます。

 本園では2月下旬から3月にかけて一人一人思いを込めた手作り雛人形を製作しています。

 日本の伝統行事を当日先生と一緒にお祝いします。ひな壇を飾り、ひな壇の前で子ども達はひな祭りの由来などについて学びます。幼稚園ではひなまつりは、両親が子どもを大切に思う気持ち、丈夫に育ってほしいという願いが込められていることをわからせます。

 ひな祭りは女の子のお祝いですが、5月には5月人形を飾ることで男の子も女の子も一緒に喜び合えるように取り組みます。

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 当日、あられ、ましゅまろ、ひなあられ、こんぺいとうなどがひな壇に備えられており、その一部をカルピスと一緒に頂きます。

 現在、完成したひな人形は各クラスで飾られています。みんなが一生懸命に作ったおひなさまはどれも個性があって、独創性のあるとても可愛く素敵に出来ています。お内裏様とお姫様がどれも子どもたちのようにニコニコした顔で並んでいます。

 3学期も残り僅かになりました。春が始まっているのですね

2017-02-14

音楽リズムに合わせる楽しさ!!~音楽発表会に向って~

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 第51回新琴似幼稚園音楽会は2月18日(土)に開催されます。新琴似幼稚園では、1学期は経験の学期、2学期は充実の学期、3学期を完成の学期と位置づけています。

 1学期の運動会、2学期の生活発表会、3学期「音楽発表会」で学年毎の締めくくりを行います。年長児には園生活最後の学期であり幼稚園で成長した子ども達の姿を見て頂きます。

 もちろん1,2年間の保育で成長した年少、年中の子ども達一人一人の姿も同様です。

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 3学期は実質2か月ほどしかなく、かなり慌ただしくもなりますが、1年間幼稚園で過ごしてきた生活と遊びの積み重ねによる、成長した子ども達の成果を見てもらうことで「終り良ければすべて良し」のことわざのように、保護者にその成果をしっかりと伝わる保育にしたいと、先生たちは子ども達と四つに組、練習に励んでいるのです。

 本園の音楽会のねらいは、音楽リズムのたすけをかりて、仲間と気分よく、しぜんに、楽しく、良い規律と良い習慣を身につけること、そして生活の中で音楽の素晴らしさ楽しさを感受できる子どもに育てることです。幼稚園には生活リズムがあり、保育では音楽リズムをつかって手遊び、歌あそび、楽器あそびがあり、英語の歌あそびなどがあります。

 本園が迎える51回音楽発表会は、今日まで子どもの生活と音楽の結びつきこそ大切なものとしてきた証なのです。

2017-02-06

節分の集いと豆まき~「鬼は外!福は内!」の意味は?

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 本園の伝統行事「節分」には、職員の他に、今年はPTAの方々の参加も有り、季節の節目としての貴重な体験行事となりました。立春の前に園で豆まきをして、子供たちの健やかな成長を祈願することをでもあります。

 朝のお集まりでは、数日間先生と一緒に作ったお面を被り、ホールに集合します。集会では豆まきの風習を学び、鬼を退治するお面を、学年ごとで紹介し合います。個性に溢れた、色とりどりの鬼の面が見事に揃います。園長先生、諸先生からは豆まきの行事についてのお話があり、分かり易く「節分の由来や鬼は外、福は内」の意味をみんなで学ぶ機会となります。今年の豆まきには、鬼や福の神様に扮する職員、お父さん、お母さんたちのふん装に迫力感があり、にぎやかな豆まき行事となりました。

 鬼に扮したバス運転手、お父さんの大活躍で子どもたちは圧倒され、恐怖心を抱いて泣く子が続出しパニックになる子もいました。先生にまつわりついて離れない子など、かなりインパクトを与えていたようです。慰め役の福の神様の出現で安ど感となりました。福の神様に優しく頭を撫でられて、ほっとする子ども達でした。子ども達にとっては恐怖感があるかもしれませんが、教育的な観点から、意義のある行事と考えております。

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 子どもの育ちにとって伝統行事は欠かせないものです。子どもたちとの関わりの中で、いろいろな体験・経験を積んで成長して行くことが大切なのです。季節の区切としての節分、立春の前後に豆まきをする風習は今後も大切にしたい行事です。節分の集会で園長先生は、子どもたちの前で次のようなことを話しかけていました。「園にどんな鬼がやってくるのでしょうか いったい鬼はどこにいるのでしょうか?実は皆さんの心の中にも目に見えないいろいろな鬼が、たくさんかくれているのです。

 一度自分の胸に手に当ててみましょう。弱虫鬼、いたずらばかりする鬼、お友だちをいじめる鬼、すぐに泣く鬼、乱暴な鬼、みんなを病気にしてしまう鬼、すぐに起こる鬼、お野菜を嫌がる鬼、けんかするばかりの鬼、・・こんなにたくさんの鬼が隠れています。ですから今日は、みんなの心の中に隠れている悪い鬼も体の外に追い出せるように、元気いっぱいにみんなで豆をまきましょうね・・」本物の鬼がやってくると必死で豆をぶつける子、悲鳴を揚げて逃げ回る子、先生にしがみ付く子、泣き叫ぶ子、呆然と立ち尽くす子・・・様々な子どもの姿がありました。

 行事が終わった後の安ど感と鬼を追い出した充実感で溢れているようです。さて子どもたちの「節分」はどう受け止め、どう楽しかったのでしょうか・・・。

2017-01-28

ペッタン! ペッタン!元気な掛け声がいっぱい!! ~3学期は餅つき大会から出発~

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 昨年12月に予定していた恒例の餅つき大会は、新年になって全園児全快となり、やっと開くことが出来ました。喜びで始まる3学期となっています。12月下旬に風邪、ノロウイルス、胃腸炎などが断続的に続き、病欠の子ども達のことを配慮して、健康を第一に中止に踏み切った行事です。

 楽しみにしていただけに、新年の餅つき大会は大いに盛り上がりました。ペッタン!ペッタン!大きな掛け声がホールに響き、みんな生き生きとした子どもたちです。嬉しい笑顔がいっぱい元気な子供たちで溢れていました。

 3学期最初の楽しいスタート!餅つき大会には事前準備のため事務職員、餅つきで応援するバス運転手さん、PTAのお父さん、お母さんなどが大勢応援に来てくれ嬉しそうな子供たちです。お陰様で無事餅つき大会を終えることが出来ました。

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 今年は卒園したお父さんの初参加もあり、子ども達と一緒に餅つきに手を貸して頂き、お母さんたちは朝早くからお米を蒸す用意をしたり、ついたお餅を丸めるなどお手伝いを沢山してくれました。本園の餅つき大会は先生が子供たちに、事前にお餅つきについて学びの時間を作って臨みます。日本の伝統行事を大切にすることは、これからの幼稚園教育に必要なことです。各学年ごとでお餅つきをして丁寧にいろいろなことを学び合います。

 もち米のこと、蒸すこと。臼、杵の役割、蒸篭、お餅のできるまでの過程、お餅の由来と伝承などを学びながら体験して行きます。

何といっても、自分たちでついたお餅には格別の味わいがありますね。黄な粉もち、ゴマもち、しょうゆ餅、などを用意し、好みに応じて頂くことでお餅に対する食育の指導にも通しるものとなっています。お手伝いに参加されたお父さん、お母さんへの素直な感謝の言葉が子どもたちの中から自然に取り交わす姿には、大きな成長を感じる機会となり、幼児教育に関わる私達教師自身も、こどもから多くの学びの機会となっています。

 3学期は最後のまとめの時期「音楽会」に向けて全クラス練習に力を入れ始めています。さてどんな音楽会が・・・子どもたちの成長が楽しみな毎日です。

2016-12-24

~サンタさん、先生、お母さんたち子どもたちへ優しいこころのプレゼント!~

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 園では一足早く、楽しいクリスマス会をホールで開きました。この恒例の行事には、先生たちの合奏とダンスに、お母さんたちの参加もあって、大いに盛り上がりました。

 今年もPTA有志総勢50名近くのお母さんたちの結集、温かい支援の輪の拡がりと自主的で好意的な雰囲気の中での活動、家事や仕事の合間をぬっての、熱心な練習の積み重ねにより、素敵な贈り物をプレゼンしてくれました。熱いお母さんたちの贈り物は、子どもたちの心を揺さぶる素敵な送り物とは、子ども達が今一番関心を寄せているアニメキャラ「アナと雪の女王」、「ピコ太郎PPAP」などに変装した踊り、パーフェクトヒューマンダンスで大いに沸かせお母さん力を発揮してくれました。

 また、エビカニクスダンスで子ども達も乗りに乗って興じて踊りだしました。先生たちの贈り物は合奏発表でクリスマスメドレー3曲を演奏し先生力を発揮するため、短い時間でしたが、熱心に練習に打ち込んで臨んでいたようです。またダンスも披露して子ども達を喜ばせ、大いに盛りあげました。

 先生たちにとっては、12月は忙しい時節の中でも、短い練習時間を確保しての取り組みは、一つのチャレンジする機会となり、この成果を今後の保育に活かせるようにしたいとの思いがあります。

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 3学期には、音楽発表会があります。この会で先生たちが合奏を披露したことは、音楽会に繋がる取り組みであり、子どもたちに大きな刺激と関心を寄せることになればとの思いがあります。さて、クリスマス会で子どもたちの関心の一つは、サンタからのプレゼント?、気にかかりますが、幼稚園ではそのプレゼントの背景の、優しい思いやりのある心についても保育に生かしたいと考えています。

 また園内では、クリスマス製作でのサンタ、リースづくり、をはじめクラス独自のクリスマスツリー、イルミネーション、お部屋や廊下にはきれいな装飾品が美しく飾って聖なるものを祝う気分も伝えたいと思っています。そしてやはり教育の本質的なことを忘れないようにしたいとも考えています。

 クリスマス会のねらいは何か?クリスマスは何の日か子どもにとってまだまだ難しいことですが、私たちの保育の質的向上のために、今後もより良い実践を深めて行きたいと思っています。

 子供たちにとって祝福される新年でありますように!メリークリスマス!!

2016-12-15

お店屋さんごっこ

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 12月13日(火)に幼稚園ではお店屋さんごっこが行われました。

 お店屋さんごっこは、他学年のクラスとペアになり、一緒にお店の品物づくりを行い、お店を出店します。

 異年齢の交流や、生活体験を基にしてして品物づくりを行うこと、売り買いの疑似体験を楽しむことをねらいに園全体で取り組んでいる行事です。 品物づくりの製作は、ペアのクラスと合同で行います。学年が上の子ども達は、お兄さんお姉さん気分で、一生懸命お世話をしたり、困っている子を見つけると自然と助けてあげていました。

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 学年が下の子ども達は、優しいお兄さん、お姉さんに助けてもらいながらも、少し難しい品物づくりにも意欲的に取り組んでいました。 事前に行ったおあつまりで品物紹介を行い、また、廊下に掲示されているお店のポスターを見ながら、子ども達は買いたい品物を決め、本番を楽しみにしていたようです。 お店屋さんごっこは前半、後半に分けて、お客さんとお店屋さんを両方経験できるようにしています。

 「いらっしゃいませ~!!」と各お店から元気な声が響く中、子ども達はお買い物を楽しんでいました。

 「いくらですか?」「30円です。」「これください。」「ありがとうございます。」などのやりとりも子ども同士で楽しんでおり、子ども達の気分は本物のお店屋さん、お客さんになっているようでしたよ。

 どの子も絵本バッグに自分で買ったたくさんの品物を入れて、「こんなものを買ったんだよ!!」と見せてくれ、とても満足そうな様子でした。

2016-11-04

生活発表会のねらいとめざすところ

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 本園の3大活動教育(行事)の一つ「生活発表会」は11月19日(土)開催する予定で準備を進めています。子どもたちは先生と毎日その練習を楽しんでいます。生活発表会は年少「お遊戯」年中・年長「劇遊び」となっています。いずれも劇的にステージで繰り広げる表現活動です。

 本園の劇遊びのねらいと特徴について少し触れておきます。一つは子どもの成長ぶりを観て頂くこと。二つ目は幼児自身が劇的に楽しく”あそぶ‘場の保障することです。園では生活発表会の取り組みを通して人間的に豊かに成長するものと確信しています。はじめから決められた自分の受け持つせりふをいう「劇遊び」から脱却し如何に活き活きと表現できるか(指導できるか)にかかっています。

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 幼児は劇的なフィクションの世界である人物(動物)になりきって、真実こう生きたいと願う(発想する)とき、その結果として、思わず生き生きとした言葉(せりふ)やからだの動き(しぐさ)を発してくれるものです。そこでこれまでの実践から本園では「劇遊び」をこのように考えて取り組んでいます。

 劇遊びは、その一つは可能な限り即興的でなければならないこと 二つは教師も幼児といっしょに劇的に遊ぶこと 3つは日常の生活にねざしたものであること、この3点を原則として実践しているのです。

 本園は教育・保育を進めるにあたって外見にとらわれず、本質を見失いようにする「劇遊び」を実践しているのです。幼児が人間としてどのように生きて行くか保育者はそれをどのように「援助」して行くか、子どもは’あそび‘きった時その瞬間に育ちます。

 私達は、保育者がこどもたちと共に”あそぶ‘ことによって、ともに人間的に成長することを願って、この生活発表会の実践に取り組んでいるのです。

2016-10-12

秋の避難訓練を終えて

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  私たちの暮らしは常に危険と隣り合わせにあるといっても過言ではありません。園児の命と安全を守るため消防署の協力を得て毎年春(5月)火災避難訓練と秋の地震避難訓練を年2回行っています。

  火で園が包まれた時にはどうするか、地震が来たらどうするか、この防災訓練を子どもたちとしっかり話し合いながら行いたいと思っております。日本は火山噴火、地震、台風などの多い列島であるといわれるほど災害の多い危険をはらんだ国です。いつ身の回りで起こるかわからない現象です。

 この頃は台風による風水害も頻繁に起こっています。地球温暖化の一因でもあるようです。災害が万一発生しても被害を最小限に食い止めることができるように対処の訓練をすることが、今こそ大切な時ではと思っております。

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 私たちは子どもの避難訓練を不断の努力の啓蒙活動とすると同時に実際に起こった災害時、子どもたちを安全に誘導するには、何といっても先生がいざというとき、どれくらいあわてないで行動ができるかにかかっています。落ち着いて事態を見極め、適切な判断をするためには、当然追い込まれるであろう状態を、あらかじめ知って日頃の訓練をしておくことが重要と考えているのです。

 園職員で火災の場合、地震の場合など、ガスはどうなる、電気はどうなる・・・など消防署の相談員などとも連携して専門的な話を受けておきたいと思っております。

 今日の防災避難訓練のねらいである先生の話をしっかり聞き、身を守る安全行動も冷静に整然と避難することが出来ていました。ほぼ5分以内で園庭に集合、担任からの安全安心無事避難報告を受けることが出来ました。    

2016-10-05

平成28年度 第7回 職員一泊研修旅行 主テーマ どう自然に接するか

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副テーマ:自然と防災教育「洞爺湖有珠火山マイスターに学ぶ」

 私たちは緑豊かな自然と共存する北海道民であるとともに、毎日幼児の命を預かる認定こども園幼稚園職員です。

 東日本大震災や2年前の普賢岳の大爆発による災害、台風10号の大水害などの災害を目の当たりにし、いつ自然災害が起こるかわからない地球環境・日本列島です。

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 突然起こった時にどんな対応が出来るのか、預かる子ども達や地域の方を危険にさらさないためにも防災時の行動、防災教育をどう進めて行くのか今後の課題となっています。

 この度、「北海道防災教育アドバイザー制度」を活用し、道の協力を頂きながら、講師の方を招請し現地にて実際の体験談を交えてお話を聞くことが出来ました。

 火山科学館、金比羅火口の見学を通し、子ども達に伝える生きた自然を教師自ら学ぶ機会となりました。

 科学の目で見る2000年有珠山噴火から私たちは防災教育の必要性を学び取る一泊研修旅行となりました。

2016-09-14

施設訪問 サンビオーズ新琴似

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9月14日に年長こすもす組の子どもたちが、老人福祉施設サンビオーズ新琴似さんに伺い、交流会を行いました。

子ども達は、歌や踊りを発表し、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒にゲームも行い楽しい時間を過ごしました。

初めて会うおじいちゃん、おばあちゃんとの交流に最初は少し緊張していた子ども達でしたが、元気一杯に歌や踊りを発表し沢山の拍手を頂いたことで、段々とおじいちゃんおばあちゃんとの距離も縮まり、楽しくお話したり、腕相撲勝負をしたりと楽しんでいました。

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最後に子ども達と事前に園で製作した、もみじのはじき絵のペンダントをプレゼントしました。一人一人の首に子ども達がペンダントをかけて、おじいちゃん、おばあちゃん達はとっても喜んでくれました。おじいちゃん,おばあちゃん達の笑顔に、子ども達もとても素敵な笑顔になっていました。

帰りのバスの中では、「楽しかったー!!」「たくさんお話ししたよ。」「また遊びに行こうね。」等と子ども達がたくさん話してくれて、子ども達にとってもとても良い経験になったようです。

2016-08-07

 地域に根を張るふれあい交流会を!~地域で子育て支援ネットワークづくりをめざして~

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 8月5日(金)4時より2時間、園庭で第13回地域ふれあい交流会が開催され、300名を超える大勢の参加者で盛況のうちに終了することが出来ました。

 ここで、会の運営に賛同して頂いた地元の小学生から、高校生、高齢者クラブ、PTA 、PTAOBまで、多くの善意ある方々のご協力のもとで進めることが出来、心より感謝申し上げます。

 初めての取り組み故、次回に多くの課題を残しての終了となりましたが、参加された地域の子ども達が大方、楽しい一時を過ごし、楽しんでくれたこと、保護者間のふれあい交流の機会が一定できたことなど、満足して帰られる親子が多く見られ、主催側としては、嬉しい今後の励みとなりました。

 平成28年度4月から幼稚園型認定子ども園としての存在、今後どう地域に貢献して行くか、その試金石でありました。初めての新制度による子ども・子育て事業であります。

 これまでは、近隣の公園を利用しての開催でしたが、昨年新園舎が完成、と同時に園庭も整備され、園庭、園舎一帯で取り組む、ふれあい交流会「七夕まつり」の開催が可能となったのです。大きなねらいは、、地域に住む0~6歳の対象となるすべての乳幼児、幼児とその保護者、連帯と交流、また卒園児たちとの再会など子育て支援に沿った街づくりの取り組みであります。また、地域の幼児教育・保育センター的な役割を果たして行きます。

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 幼稚園型認定こども園の果たす役割は、地域のすべての子どもたちが、いきいきと生活できる空間と環境を整えることです。地域も認定こども園もこれを望んでいます。それを実現するためには、その空間や環境、そして子どもたちは地域みんなの財産であると考えてもらえるようになることが大切です。どちらか一方だけが声高に訴えるのではなく、双方からの取り組みが求められています。

 地域と幼稚園型認定こども園がお互いに役に立ち子育て支援の輪を広げて行くことが地域の連帯をつくる街づくりを進めることになると考えています。安心して産み育てることのできる街づくり、安心して育て生活することが出来る街づくり、新しい生活スタイルで過ごせる街づくに、今後、寄与したいと考えております。

 そして、幼稚園型認定こども園の進む道は、当園の子どもたちを健全に成長させるだけでなく、地域の子ども達の教育・保育環境の向上にも力を注ぐ必要があります。つまり認定こども園(幼稚園)、小学校、中学校などが、個々に教育・保育を行うだけでなく、お互いに連携しながら「地域の教育」を進めることが必要となっていると考えています。

 園の活動を通して地域社会の豊かな生活の有り方を提案・実践していくことが今後の課題と考えています。

2016-08-02

2016年JAPE夏期幼年教育研修会、教師5名参加、本園の「めざましあそび」保育実践発表!(公益法人日本幼年教育会主催)

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 本園は2010年日本幼年教育会に正式加盟して6年目を迎えようとしております。その間、数人の教師の移動もあり、中々保育実践の積み重ねと踏み込みが出来ず、多難な現状もあります。しかも昨年は新園舎の建て替え、本年度は新制度の移行等多忙、多難な数年を過ごしてきたところです。

 この度、日本幼年教育会の要請を受け留めて、まだ、まだ外部に発表して行くには、保育実践の積み重ねも浅く気恥ずかしいところもでもありましたが、日頃の諸先生の子ども達に対する熱心な保育指導と研鑽の一端をお見せしてご批判を頂ければ私たちの今後の保育にも活かしていけるのではないかとの思いで引き受けることに致しました。

 今後の保育力向上に繋げたいとの思いで、保育実践発表を引き受けたところです。これまでも保育の実践を確実に積み上げてきた教師群の存在もあり、全体に保育力の質的向上に繋げて行きたいと考えております。

保育実践研究 テーマ  子ども社会の中で育む思考力  

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 7月25日~26日/新横浜国際ホテル会場にて本園の教師3名が保育実践研究発表に臨んできた。ピアジェ理論にもとづくめざましあそび教材を活用しての保育実践で、昨年1月の時点での年中組、4歳児実践保育は次のようなねらいをもとに取り組んでいる。

 そのねらいは 等しい個数からなるものの集合を作ったり、それらの集合に数字を対応させたりするあそびを通して豊かな数感覚を育てる、導入、展開、操作経験、考察、今後の目標など口頭説明で報告。詳細はぴあじえーる保育実践研究誌9号に掲載されているので参照されたい。

ぴあじえーる 保育実践誌9号

7月26日、第1日目

全体会

  • 特別公演「子どもを守る=攻める防犯という新たな潮流=」講師 出口保行氏(東京未来大学こども心理学部部長・教授)
  • 基調講演(対談)「発達心理学を現場に活かす」高橋 晃(武蔵野大学名誉教授、玉木 弁立(久里浜幼稚園園長)

基調講演のあと保育実践発表(上記、テーマのもとで発表)

  • 誠心第二幼稚園/神奈川県
  • 新琴似幼稚園/北海道
  • 講評 吉村 文比古(誠心第二幼稚園園長)中村真理子(四国大学短期大学幼児教育准教授)
  • 本園の紹介 新琴似幼稚園 副園長 加藤 智香子

7月26日 第2日

教員研修 では次の分科会に参加している

  • 分科会A 3歳児からの文字遊び講義と実践
  • 分科会B 子どもの知性と感性を育てる
  • 分科会C 問題解決能力を育てる。

午後は 設置者・園長・後継者研修では次のテーマで講演、「あなたが生まれる目的は」

  • 池川 明(池川クリニック院長)、幼稚園・保育園での危機管理
  • 脇 貴志 (株)アイキス代表 行政報告 幼児教育の現状
  • 成松 英範氏(文部科学省初等中等教育局幼児教育課 初等教育企画官 
  • シンポジュウム 2歳児クラスの運営について《大阪、千葉、東京、埼玉の園長先生がシンポジストになり司会進行に当会理事長玉木 弁立氏

2016-07-26

1学期を振り返って

あいさつ 認定こども園新琴似幼稚園園長 須藤 勝麿

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 平素は本園に暖かいご理解とご支援を頂き有難うございます。1学期7月21日(金)無事終業式を迎えることが出来ました。子ども達は終始、終業式で皆笑顔いっぱいの1学期の「おしまい」を締めくくることが出来ました。心も体も成長したい学期でした。

 休み明けを楽しみに「さよなら」いたしました。また元気な子ども達に会えるのが楽しみです。さて、本園は、本年4月より旧制度の幼稚園から、子ども子育て支援新制度のもとでの幼稚園型認定こども園として発足いたしました。学校法人の理念である幼児期の全面発達保障と全人格教育の育成と共に、時代の要請として、子ども・子育て支援新法の理念と意義に賛同して参画することになりました。

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 まだ、4ヶ月という短い経過でありますが、私たちの教育・保育はどう変わったのだろうか、どう変わってきたのだろうか、また子どもに対する眼差しや保育の見方や考え方がどう変わりつつあるのか、この機会に振り返えりたいと思います。

 幼稚園教育が抱えている諸課題、幼児教育についての未来、言い換えれば子どもの教育・保育に現在・未来にどう責務を果たして行くか、そのためには色々な課題をどう克服して行くか。幼児教育の重要性、幼児への公的投資の拡大の必要性、親の就労に関わらず、すべての子どもの幼児教育・保育の保障、専門職としての教師・保育士の養成と待遇改善、プライドを持って教育・保育を担える環境づくりなど喫緊の課題が山積しているのが現状です。ここにやっと小さな風穴が開き、光が差し込みつつあると感じています。やりがえのある仕事として、しっかりとじっくりと子どもを育てるための環境が整えられつつあるからです。

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 しかしまだまだ実績のない安心できない未熟な新制度です。これからの実践の中で課題をさらに明らかにしながら、より良い制度に改善していくことが、私たち認定こども園としての立場と考えております。

 子どもの育ちに関わる全ての人々が、子ども達の最善の利益は何か、子どもの権利を守りと発達保障のために何が必要なのか、今後とも地域に根ざした魅力ある園として存在して行きたいと思っております。

※ 写真 楽しかった思い出画・楽しかったモエレ登山・終業式のお集まり

2016-07-20

あじさい組、伝承遊びを楽しみました!

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 先日、地域の方々との交流の一環で、北進クラブのおじいちゃん、おばあちゃんが幼稚園に遊びに来てくれました!

 日本の伝統遊びである、おはじきやあやとり、お手玉、竹とんぼの体験をさせていただきました。初めて見る遊びに、「どうやって遊ぶの?」「おはじきってキラキラしてきれいだね」と興味津々な子ども達でした。竹とんぼコーナーでは、うまく飛ぶコツを教えていただきながら、何度も挑戦していました。

 他にも、トランプを使った手品や、ハーモニカ演奏、絵本の読み聞かせをして下さり、初めは少し緊張している様子だった子ども達も、おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔にすぐに打ち解け、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

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 「泣いた赤鬼」の読み聞かせでは、「物語の続きをみんなで考えて作ってみてね」と宿題をもらったので、みんなでお話を考え、大型絵本を作りました。完成すると、とっても嬉しそうに読み「早く読んでほしいね」と話す子ども達です。

 そして、8月5日(金)の七夕祭りにも、北進クラブの方々が遊びに来てくれることになり、あじさい組のみんなで招待状を作りました。「また会えるの嬉しい!」「竹とんぼが楽しみ!」と話しながら心を込めて書きました。

 「おじいちゃんたち、喜んでくれるといいね!」と話し、楽しみがまた一つ増えました。当日は、ホールにて伝承遊びの体験ができますので、楽しみにしていてください。

2016-07-07

素足保育で全身のバランスよい発達を!

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 本園では子どもの発達保障の観点から健康づくりのひとつとして素足保育を行っています。長時間靴を履き続ける欧米文化、日本の文化もこれに近いものになっています。

 今日、足の病気「外反母趾」などが問題になっていますが、いつも足を包み込む生活スタイルから素足をさらけだす健康づくりが必要となっています。手の発達と同時に足の発達について保育に関心を寄せることは、子どもの成長発達に寄与することに繋がります。これから暑い日がやってくる短い夏の北海道ですから、素足保育はこの季節しかありません。

 健康と体力づくりを合わせて園内での素足あそびを中心に園内外での水遊び、遊水プールあそび、川遊び、泥水あそびなど楽しい水遊びをいっぱい企画したいと思っています。

 指は”突き出た大脳”と言われていますが現代科学は、指とは手指に限らず足先も含めて保育に当たることが大切です。とりわけ足先の、親指の床や大地を蹴る力を養うことが大切です。

 子どもが素足で生活することには二つの意義があります。親指の蹴りは大脳と関わりがあること。(運動能力の基礎)、もう一つは足先の感覚機能を高めること。つまり素足で床、土、水、草などに触れることによって、足先の感覚は鋭さを増すのです。もしいつも靴下を履き、その上に靴を履いていたら、親指の蹴る力は強まらず、足の裏の感覚は鋭さを増しません。

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 このように足先一つとっても、子どもの発達を豊かに保障してあげることができません。本園では1学期の運動会に向けての体作り、徒歩遠足、公園遊具あそび、登山遠足、、JR遠足、体育教室、プール体験教室、課外活動サッカー教室など体力づくり、健康づくりを目標として取り組んでいます。

 健康づくりのねらいは全身を支える安定した足腰を作ることがねらいでもあります。園内活動での実践で注目する取り組みとして「雑巾がけ」があります。子ども達にとって雑巾がけは、大脳と大脳の指示を受ける全身がバランスよく発達している証と理解します。雑巾がけができるということは、自立した一つの生活力を子どもが身につけている証ともいえましょう。

2016-06-14

幼児期の運動あそびと運動会に向けて

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 認定こども園(幼稚園型)になって初めての運動会がもうすぐやってきます。

 楽しみにしている子どもたちは運動会に向け応援合戦練習、組体操練習、お遊戯練習、徒競走練習、大玉転がし練習などの他に、応援旗を製作したり、競技用の果物づくり、テルテル坊主づくりなど期待感を膨らませています。

 今年で51回目の運動会は、毎年小学校の広々としたグランドを借りて、伸び伸びとした盛大な行事の一つとなっております。

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 運動会プログラムには、未就園児、卒園児、父母、祖父母など家族ぐるみで参加できる楽しめる運動会になっています。みんなが楽しめる全員参加型の運動会です。子ども達にとってはその日がすべての運動会ではありません。毎日が楽しい運動会であり、終わっても続く運動会です。意欲を高めて行く練習プロセスとなります。

 本園では生活の中で身体を動かしながら、心身の発育発達を促していくと共に、遊びの中で活発に身体を動かすことに重点を置いた活動「運動遊び」を教育課程に組み込んでいます。歩く、走る、引く、跳ぶ、蹴る、投げる、転がす、泳ぐなどの全身運動を伴うあそびを保障するために徒歩公園あそび、園庭に運動遊具、固定遊具を備え、朝の自由あそび、体育あそび、プール教室、課外サッカー活動などを取り入れております。このように運動に重点を置いた活動を1学期の重点目標に取り入れいます。

 運動会は全園児の健康づくりの一環であり、1学期の健康づくりの到達点です。

2016-05-16

全園児でジャガイモ栽培!そしてアサガオ栽培も始まります!

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 今年も園外活動、菜園づくりが始まりました。無償で借りた田畑に、子どもたちの手でジャガイモ、大根、枝豆、ミニトマトなどを植え付け、種まきをし秋の収穫をみんなで楽しみにします。

 また、収穫したものを食材としてクッキングに利用する楽しみとなります。本園では土に親しみ、土に触れ作物や花を育てる教育・保育を進めています。これから始まる園内活動「アサガオの栽培」もおなじねらいがあります。

 栽培活動の良さは子どもたちの気持ちの中に育てることの楽しさと、育つことへの期待感が生まれることだと思います。

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 「土に触れれば子どもが変わる」これがこれまでの実感です。子ども達は水をやり肥料を加える作業を日々することで、成長、収穫への期待感は膨らみます。園外での栽培活動の最大の楽しみは、何といっても収穫したものを食することが出来る点でしょう。 収穫したジャガイモやダイコンなどは好きなカレーライスやシチュー、御汁の実などの食材として使います。

 栽培活動の何よりの良い点は作物に興味や関心を寄せ、好き嫌いをいう子が少なくなることにあります。

 「自分が関わった」という気持ちがあるせいなのでしょうか、今まで嫌いで絶対食べなかった野菜を、栽培活動を通して、子どもたちがおいしく食べる姿を実現しております。

 園では園外活動を通して野菜本来の味覚を楽しむ豊かな子どもたちに成長してほしいと願っています。

2016-05-02

4月のお誕生会~4月生まれの人はどんな人?~

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 今日はホールで、4月生まれのお誕生会がありました。年少組さんは4名、年中さんは5名、年長さんは7名 計16名の子ども達が全園児の祝福を受けることになりました。

 全園児・教師保護者に見守もられる中を、拍手で迎えられステージに上がった誕生児、一人ひとり自己紹介を立派にやり遂げました。

 みんなでピアノに合わせ「おたんじょう」の歌を歌い、誕生児の出し物「かわいいかくれんぼ」を曲に合わせて楽しくお遊戯をしました。

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 園長先生からはお祝の言葉がありました。次のようなお話から「今日はみんなが楽しみにしていた誕生会ですね、4月生まれのお友達、おめでとう!今日は1年で最初のお誕生会、みんな必ず1回ずつあるから安心してね、立派にお話しできるようになった4月生まれのお友達!生まれたばかりの時はどうだった?赤ちゃんでしたね 何もできなかったみんな、今はどう?いろいろなことができるようになりましたね それは、だれのおかげでこんなにできるようになったのかな?そうです お父さん、お母さん、お爺さん、御婆さん、先生、そしてお友だちがいたからですね そうした周りの人たちに感謝する心を忘れないようにしてください。そして明日からも明るく元気で思いやりのある子に成長するよう頑張ってくださいね。・・・・」とお祝いのお言葉が続きました。

 各クラスではお母さんを交えてのお誕生会が開かれました。お母さんは我が子の良いところやもっと頑張ってほしいところをみんなの中で希望を語りました。お母さんも参加しての集団遊びを楽しんだり、お友だちと一緒に給食、記念写真を撮ったりして楽しい一時を過ごしました。

2016-04-22

第51回PTA総会及びクラス懇談会開かれる!(4月21日《木)午後14時~15時30分)

~PTAで支えあう仲間づくりと楽しい活動を~

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 新制度に移行しての初めてのPTA総会とクラス懇談会が開かれました。幼稚園型認定こども園としての新たな第一歩PTA活動が今日からスタートします。子ども・子育て新制度の下での理念に基づいたPTA活動が期待されています。

 旧役員・園事務局でじっくり新役員の選考が練られ、提案通り満場一致で承認され、会場で新役員紹介となりました。旧会長の退任あいさつと平成27年度決算が承認され、引き続いて新年度予算案が満場一致で承認され閉会となりました。

 その後、クラス懇談会が開かれ担任方針、保護者の自己紹介後クラス役員の選出には、どのクラスも出席率がよく和やかな雰囲気の中で新役員が選出されました。新担任と保護者は1年間目標を一つにして力を合わせてPTA活動を進めることになりました。

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 幼稚園教育・保育を進めるには車の両輪のようにPTA/保護者のみなさんの支援が欠かせません。幼稚園では諸行事に於けるお父さん、お母さんの保育参加の出番と支援を必要としています。

 特にお父さんの出番の用意はどうでしょうか、子どもたちが本当の意味で「子どもらしく」育つことが難しくなった現代。園総ぐるみで、子どもの最善の利益のために、PTA/保護者との連携と幼稚園の教育・保育の方針・柱について共に考え、しっかりした絆をつくって行きたいところです。

楽しく温かい仲間づくりと意欲的なPTA活動に期待しつつ・・・。

2016-04-11

第51回新琴似幼稚園入園式笑顔いっぱいで終える!!

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 平成28年度 幼稚園型認定こども園として新生新琴似幼稚園は再出発いたしました。子ども・子育て支援新制度に移行しての初めての入園式が挙行されました。

 定員の増員で対応し、1号認定240名、2号認定20名といたしましたが、希望者が上回り希望に応えられなかった方々には深くお詫び申し上げます。

 入園された皆様には心からお祝い申し上げます。園ホールでの入園式には大勢の親子、ご家族の方々が参列して国歌斉唱、園長のあいさつ、来賓あいさつ主任・担任紹介、先生の出し物、記念クラス写真撮影などを行い無事終えることが出来ました。

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 子ども子育て支援制度の趣旨を心に留めながら、教職員はすべての子ども達に最善の利益が叶えられるよう教育・保育に努めてまいります。

 また私学としての魅力ある幼稚園としての特色を生かしてゆく所存です。

 式次第で園長先生のあいさつでは子どもたちに3つの約束事をして子どもたちの奮起を促していました。

 一つ目は園に通うときやお家で遊ぶ時は車に気を付けること、二つ目はお友達をたくさんつくり先生やおともだちと仲良く遊んでほしいこと 三つ目はご飯やおやつを食べる前は石鹸で手をきれいに洗うこと。3つの約束を園長先生は親子で赤ちゃん指でお約束げんまんをして終わりました。

 現員253名からのスタートとなりました。(満3歳児の待機児を順次受け付け予定となっています。)


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Last-modified: 2017-03-21 (火) 13:55:53 (2616d)